ねんきんネットに登録して、将来の年金支給額を試算してみた話

今年も自宅に「ねんきん定期便」が届いていました。

誕生日が近づくと送られてくる、こんなハガキです。

中を開けると、将来の年金額が見れます。

これ、年額ですよ、年額。。。1ヶ月にしたら、43,000円ぐらい。

これまでだったら、「将来もらえる金額ってこんな安いのねー。絶望。。。」と
見るだけ見て、ハガキを捨てていたわけです。

一方で年金はまだ20年払い続けるので、今後も支給額は上がっていくはずですよね。
でもその具体的な金額はよく分からないのが正直なところ。

ねんきんネットに登録してみたら、意外と簡単だった

しかし!ねんきんネットに登録をすれば、将来の年金額を試算できるとの情報を得たので
今回初めてねんきんネットに登録をして、シミュレーションをしてみました。

マイナポータルアプリとねんきんネットを繋ぎ
ログインすると、すぐに試算額が表示されました。

なお、試算をするにあたっては、以下の3つの条件が初期設定でセットされていました。

  • 60歳まで今の仕事を続けること
  • 現在の収入が上下しないこと
  • 65歳から支給を受けること

試算額は意外な結果に

そして、その試算結果がこちら。

月額112,770円(年額 1,353,251円)。

どうでしょう?安いですか?高いですか?

41歳で新卒から会社員である、という方の試算額と比較すると恐らく相当安いでしょう。
※無職や低収入の期間も長かったので仕方ないですね…

でも個人的には思っていたよりずっと高かったです。
なぜなら、払った金額と受け取る金額を比較したら、結構衝撃を受けたからです。

年金の支払額と受取額を比較してみた結果

左側のグラフは今後20年(41~60歳)で自分が「払う」年金の総額。
一方、右側のグラフは65歳~84歳で自分が「受け取る」年金の総額です。

あくまでも私個人のデータですが、自分が60歳までに払う年金の総額は
このままの収入でいくと1,300万程度になると見込まれます。

1,300万ってすごい金額ですよね。
1,000万円貯金するってかなり大変なことなので、
それなら貯金した方が絶対いいんじゃないかって思えるレベルです。

しかし!支給は年額135万円ですから10年間年金を貰えればその合計額は1,350万円!
なんとたった10年で元が取れちゃう訳です。これって意外と早くないですか?

もちろん長生きすればするほどその差額は開いていき、
20年(85歳)で支払額の2倍、30年(95歳)ならなんと3倍にもなります。

なんでこんなに早く元が取れるかを調べてみたのですが、
厚生年金の場合は会社が、国民年金の場合は国(国庫負担金)が、
それぞれ1/2ずつ負担してくれてるからなのだそうです。
年金ってかなり恵まれたシステムだったんですね。

ちなみに国民年金だけに加入している人でも
元を取るためにかかる年数はほぼ同じで
こちらは11年目から受取額が支払額を上回ります。

追納時の試算も可能な優れもの

ねんきんネットの試算ですごいなって思ったのは、
追納が可能な金額を納付した場合のシミュレーションまでできるということ。

私の場合、非課税期間は年金の支払いを免除してもらっていたので
合計152,750円が追納可能となっていいます。

一方、これを納付することで65歳以降の年金額は113,448円(年額 1,361,376円)となり
先に試算した追納をしない場合との差額は年間8,125円でした。
なので追納分の元を取るには、152,750÷8,125=18.8年かかるという計算に。
これだと84歳でトントンなのでちょっと微妙かも(笑)。

年金は頼りになる公的な「保険」

年金は当てにならないから払うだけ損とか
すでに破綻してるとか、色々言われますが
仕組みを理解し、冷静に計算をしてみれば
そういう考えには至らないし、
逆にかなり心強い存在ではないでしょうか。

さらに今の年金は「GRIP」という団体により
積立投資による運用も行われていて
実に100兆もの利益が出ています。
しかもその利益分はまだ使われていないのです。

年金の運用実績(GPIFの公式サイトより抜粋)

これは現役世代の若者が今後も減り続けることで
年金の資金が不足するという予測から、
国が2001年から始めている施策なわけですが、
年率3.7%という収益率は結構いい感じだと思いますし、
今後受け取る世代からすれば結構な安心材料ではないでしょうか。

一方、こういう年金にとってプラスな情報は
メディアではまったく報道されません。
一時的にマイナスになった時だけ
切り取って報道されてるんですよね。

もちろん年額135万円では暮らせないので
自分で貯蓄をしておく必要はあります。
それは一時期話題になった2,000万ではなく
その人の年金支給額だったり、
将来どんな生き方をしたいかによって
不要だったり5,000万だったり、大きく異なるわけです。

個人的には年老いても旅行に行きたいので
2,000万円ではまったく足りないです(笑)
でも、足りないのは自分が払っている年金の額が
そもそも少なすぎるからに他なりません。

試算結果で出された年金の支給金額から逆算をして
普段の給与をどれぐらい貯蓄に回せばいいか
というのだけは、かなり明確になったと思います。

ねんきんネットへの登録は
「ねんきん定期便」のハガキがなくても
マイナンバーカードとスマホがあればできます。
ぜひ将来の年金額を確認してみて下さい。

では、おやすみなさい。

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