長野原草津口駅からは路線バスで野反湖まで向かいます。
駅からはほとんどの人が草津温泉ゆきのバスに乗り込んでいきました。
草津温泉ゆきのバスが行ってしまうと、本当にひっそりした駅前になります。
ほどなくして、10時42分発の野反湖ゆき、ローズクィーン交通のバスが入線してきました。
野反湖ゆきのバス時刻表です。
最後は花敷温泉止まりなので、野反湖まで行くのは3本。
早朝便は高崎に前泊しないと間に合わないので、2本目のバスに乗りました。
発車10分前になり、乗車扉が開きました。
乗務員の方に行き先を聞かれたので、野反峠までと答えて乗り込みます。
バスは小型で座席も15席ほどしかありませんでしたが、
運転手の他にもう一人、乗務員の方が同乗していました。
乗客は自分だけかと思いましたが、工事現場へ向かう作業員の方が1名乗り込みました。
定刻通り、長野原草津口駅を出発。
すぐさま急な坂道へと入っていきます。
野反湖までは約1時間の道のりです。
長野原町から中之条町の六合地区へ。
ものすごいくねくねした坂道が眼下に見えてきました。
程なくして工事の作業員の方は下車してしまい
乗客たった一人だけの路線バス旅が始まります。
旧国鉄吾妻線の太子(おおし)駅。
現在の長野原草津口駅から路線が延び、鉱石輸送の他、旅客輸送も行っていたそうです。
バスの時間の関係で残念ながら車窓見学のみ。
道の駅 六合までやってきました。
こちらも花豆ソフトクリームなど美味しそうなものがいっぱい売られてて楽しそう。
野反湖を含むこのあたりの地域は中之条町と合併するまで六合村という別の村でした。
ちなみに六合と書いて「くに」と呼びます。
花敷温泉に立ち寄るため、一度白砂川を渡ります。
ここあたりでだいたい標高900mほど。
橋を渡るときに見えた、白砂川の美しいせせらぎに癒やされます。
花敷温泉までは通年でバスが走っていますが
ここから先はいよいよ季節運行区間に入っていきます。
水の色が美しい白砂ダムを渡ります。
その先も道はひたすら険しい登り坂。
途中の道は狭く、対向車にバックしてもらったり道を譲り合いながら進みます。
標高1,200mの草津温泉も眼下に見えるようになってきました。
ようやくあと1kmです。
窓を開放しているので、空気がすっかり冷たくなり
ここでナイロンジャケットを羽織りました。
長野原草津口から約1時間。
目的地の野反峠バス停に到着しました。
ウグイスの声がそこら中に響き渡ってきます。
バスは湖畔をさらに北上し、終点の野反湖バス停まで走っていきました。
自分はここからバスの終点まで湖畔を散策です。
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