JR北海道から新幹線開業に伴うお得なきっぷの改正内容が発表されました。
北海道新幹線の割引きっぷが大々的に掲載されていましたが、
一番驚いたのはSきっぷフォーの全廃です。
Sきっぷフォーは乗車券と自由席特急券がセットになった切符の4枚綴りの回数券で
これまで札幌から旭川、苫小牧、室蘭などに行くのに重宝されていた切符です。
有効期間が3ヶ月と長いのと、片道でも利用できるので、
金券ショップでもよく販売されていました。
札幌~旭川間など道北方面については、往復割引のSきっぷは残りましたが
6日以内に往復利用しないといけないので、片道での利用は割引なしになります。
金券ショップでの取り扱いも間もなく無くなることでしょう。
※2021年10月現在、「えきねっと」を利用することで片道2,860円で購入可能です。
Sきっぷ、Sきっぷフォーは高速バスに対抗してかなり安く設定されているので
これまではJRかバスかと迷うところですが
今後は片道利用ではJRが高速バスの2倍以上の価格になってしまいますので
高速バスへのシフトが進みそうです。
今回の切符見直しで、多くのお得なきっぷが乗車券のみで特急券別購入になっており
JR東日本と同じような体系になってきました。
一日散歩きっぷが廃止になったばかりです(2021年時点では復活してます)が
これで愛用していたきっぷがまた一つ消えてしまいました。
新幹線のためにここまで在来線が見捨てられてしまうとは、、、
北海道の鉄道が大好きな自分ですら、乗る機会が減ってしまいそうで、悲しい限りです。
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