今日は天気が良かったので、来年のカレンダー購入と街ブラを兼ねて、ひとりで南大沢まで出掛けてきました。
規模は小さいですが、駅前に都内唯一のアウトレットがあったり、
ヨーカドーの中にロフトが入ってたりと、ふらりと歩くには結構楽しいので、
南大沢にはちょいちょい遊びに来ています。
首都大学東京から再び改名した東京都立大学のキャンパスが、
三井アウトレットパークを抜けたところに広がっています。
南大沢駅は1988年の開業。当時の駅前はほぼ更地だったそうです。
自分が小学生の頃は「再開発」なんていう言葉はあまり聞いたことなかったですが、
当時はまだまだ都内ですら新規の土地開発が盛んに行われていたんですね。
そんな南大沢駅のホームは待避線が無いにもかかわらず、
ものすごく幅広に作られています。これは当時、2面4線化する予定だった名残なんだそう。
京王線のホームは、新宿や明大前を筆頭に、人の量に対して
圧倒的にホームが狭い駅が多い中、この悠々たる広さはかなり異質な感じです。
ところで、府中から南大沢へ向かう場合、どのようなルートで行くかというと、
一般的には京王線を調布で乗り継ぐのがメインルートです。
一方で、自分の場合は南武線の定期券があるので、
交通費を浮かすためには稲田堤で南武線に乗り換えるルートとなります。
路線図に書くとこんな感じ。
ちなみに調布で乗り換えると京王1社だけなので325円なのに対して、
稲田堤で乗り換えると京王が242円、JR線が168円の合計410円となり、
定期券がない場合の乗り換えメリットはゼロに等しいです。
稲田堤で乗り換えることのデメリットはさらに続きます(笑)
京王稲田堤駅を降りると、JR南武線稲田堤駅まで
こんな感じの道案内が出ています。
高架の京王稲田堤駅を後にして、いざ南武線乗り場へ。
あれ?JRの駅はどこにあるの?っていうぐらい、
近くに他の路線が走っている空気を感じない商店街。
京王線から南武線へ乗り換える場合、この商店街を300mほど歩く必要があるんです。
5分ほど商店街を歩き切ると、JR稲田堤駅に到着。
現在、稲田堤駅は橋上駅舎への建て替え工事中で、
線路の北側にあった改札口は、商店街のある南側へと移転していました。
というわけで、以前は川崎方面が階段なしで電車に乗れた一方、
立川方面の乗り場へ行くのは大変だったのですが、
今はその立場が逆転し、川崎方面に階段が必要となりました。
階段を昇り降りすることなくスムーズにホームに到着。
いずれは橋上駅舎化するので、どっち方面も階段になるわけですが
今に限っていえば、立川方面の南武線は非常に乗りやすくなりました。
しかしこの駅、乗り換えがもう少し便利だったらなぁと思います。
天気が良い日はまだ良いのですが、雨の日や炎天下の日でも
乗り換えのためだけに外を歩くのはできるだけ避けたいところですよね。
せっかく南武線と京王線が交差しているのだから、
もう少し南武線の方を京王線側に移設してくれたらいいのに。
商店街の反対があって、駅を移転させないようにしているという噂も聞きますが
もし本当にそうだとしたら、逆にめっちゃ勿体ないなって思います。
乗り換え駅というのは利便性が高い分、住宅地としてとても人気があるし、
むしろしっかりと乗り換えの利便性を高めた方が
街としての人気もアップするし、商店街だって賑わうと思うんですよね。
すでにJR側が橋上駅舎化を進めており、駅の移設はしないということですから
稲田堤駅の乗り換えの不便さは当面、解消されそうもありません。
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