札幌駅を出発したスーパーおおぞら5号は南千歳まで千歳線を走ります。
新札幌付近。
家の前の道路に雪はなく、年末でも雪がかなり少ないことが分かります。
南千歳からは石勝線に入ります。
このあたりから、北海道らしい風景が見えるようになってきます。
車窓はのんびりしていますが、今日は帰省ラッシュのピーク。
南千歳からは空港からの乗客も押し寄せ、自由席は乗ることすらできない状態に。
指定席のデッキや客室通路も立ちスペースとして解放するとのアナウンスが流れていました。
高架で室蘭本線の線路を跨ぐと、まもなく追分。
牧場でも、雪がほとんど積もっていないので、まだ牛が放牧されていました。
広大な畑の風景が続きます。
完全結氷した夕張川を渡ります。
新夕張駅からは、夕張方面へ向かう線路が左側に分岐していますが、
こちらは2019年の3月に廃線となってしまい、今は乗ることができません。
夕張から先は人家が減ってトンネルが続き、かなりの山間部を走行します。
同じ北海道といえど、札幌で暮らすのと
こういった山間部で暮らすのとでは冬の厳しさには雲泥の差があるなと感じます。
夕張市内にある北海道物産センター夕張店。
車が一台も停まっていないので不思議に思い調べてみると、
2019年の営業終了日を以て閉館したそうです。
夕張市内にはこういうメルヘンチックな建物がたくさんありますが
その多くが廃墟予備軍となっていて、本当に寂しい限りです。
スーパーおおぞら5号は南千歳を出ると、
トマムまで1時間以上ノンストップなので、
グリーン車は静かで快適な時間が流れていました。
トマムに到着。
駅前には星野リゾートの無料送迎バスがたくさん停車していました。
グリーン車はここからようやく満席となりました。
新狩勝トンネルを抜けると、十勝地方へ。
こちらも雪は相変わらずほんのわずかに積もっている程度。
NHKの朝ドラ「なつぞら」の舞台ともなった山々や牧場の風景の中を走っていきます。
帯広市内に入りました。
市街地にくると、雪がもう完全にないですね。。。
帯広駅には5分ほど遅れて到着です。
グリーン車があまりに快適すぎて、まだまだ乗っていたい気分でした。
駅の改札口には、帰省してくる人たちを待つ
地元の人たちがたくさん迎えに来ていました。
自分は出迎えてくれる人はいないので、そそくさと昼飯を食べに行きました(笑)
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