前回の記事に書いた、田沢湖一周線の路線バスに乗った後、
宿泊地である駒ケ岳温泉へと向かいました。
訪問日:2022年10月28日(金)
田沢湖を一周したあと、田沢湖一周線のバスは田沢湖駅へ向かってしまうので、
途中の「田沢湖畔」で乳頭温泉郷ゆきのバスに乗り換え。
半分以上は海外からの観光客でした。車内は満席です。
田沢湖畔から10分ほど。「休養センター前」で下車しました。
下車したのは私ひとり。ほとんどの乗客は乳頭温泉郷へ向かうのでしょう。
バス停付近からの眺め。田沢湖がきれいに見渡せました。
送迎をお願いしていましたが、バス停の前に迎えの車はおらず。
あれ?と思って5分ほど歩くと、ちょうど宿の看板が見えたところで送迎車が。
愛想のよい運転手さんに迎えられ、気持ちよくチェックイン。
送迎車のスタッフの方って宿で最初に出会う人だから、
その宿の第一印象を決める、すごく大事な存在ですよね。
チェックインを済ませ、お部屋へ。
1泊2食付きで9,500円。一番お安く宿泊できる「かえで」というお部屋です。
ちなみに、お部屋に洗面所やトイレは付いていません。
ここでなかなか困ったことがありまして。
何かというと、部屋にいるおびただしい数のカメムシたち。
1匹2匹なら全く気にならないのですが、蛍光灯の周りをブンブンと縦横無尽に飛び回っていて、
さすがに落ち着きません(笑)
結局、50匹ほど捕獲してようやく落ち着きました。
チェックイン早々、格闘して一汗かいたので、お風呂へ。
ちょうど貸切風呂の準備が16時からできたということで。
まずは岩風呂の方へ。
貸切露天風呂の目の前を小川が流れてます。
終わりかけではありますが、周囲の紅葉も素晴らしい。ああ、極楽。
岩風呂から上がると、隣の「木の湯」も空いていたので、こちらも。
くれゆく空を眺めながら、じっくりとお湯に浸かる幸せな時間です。
夕食は1階の食事処にて。
こちらがお品書き。
アルコールはダメだけど、地元のものを飲みたいということで、
「ニテコサイダー」を注文しました。
前菜。
八幡平ポークや鱒の筋子などすべて地の物を。
虹鱒のあらい。
虹鱒の行者菜焼き。
八幡平ポークと山の幸。
山の芋煮鍋。
いぶりがっこ。
最後の締めに手打ちそば。
一つ一つ、地物を使って丁寧に作られたお料理ばかり。
想像を遥かに超えてくる美味しさで大満足の夕食でした。
駒ヶ岳温泉の楽しみはこれで終わりません。
夜20時になったらフロントに集合して…。
20分ほど真っ暗な夜道を走り、たどり着いた鶴の湯温泉。
日帰り入浴でしか来たことがないので、こんな雰囲気の中で訪れるのは初めて。
憧れの白濁温泉に、ほぼ貸切状態で入ることができました。
いつか鶴の湯温泉にも宿泊で泊まってみたいなぁ。
1時間ほどの入浴時間を経て、駒ヶ岳温泉へと戻ってきました。
まだ入っていなかった大浴場へと向かいます。
おおー、こちらもすごい雰囲気良いです。
木をふんだんに使い、秘湯感たっぷり。
露天風呂の風情も最高でした。これに雪が降ったらさらに堪らんでしょうね…。
2日目の朝。おはようございます。
翌朝の貸切風呂ももちろん楽しみます。
源泉は独特の匂いがあって、すごく肌がしっとりしました。
沢のせせらぎをBGMに、極上の時間です。
朝食も1階の食事処にて。
大皿に丁寧に並べられたご飯のお供。奥には比内地鶏の卵も。
一つ一つに塩気があるので、このぐらいの量で充分なんですよね。
ご飯はもちろんお替りしてしまいました。
10時ごろにお宿をチェックアウト。
バス停まで帰りは歩いて向かいました。
700mぐらいなので、歩いても10分ちょい。木々の紅葉が見事です。
10時17分発の田沢湖駅ゆきに乗り、駒ヶ岳温泉を後にしました。
初めての滞在でしたが、とても素敵なお宿でした。お世話になりました。
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