翌日はホテルの送迎車で網走監獄へ送ってもらいました。
入場料970円(スマホで割引クーポン提示)を払い、中へと入ります。
中へ入ると、当時の監獄内の様子を再現した建物がたくさん並んでいました。
人形がかなりリアリティがあって、ちょっと怖いぐらいでした。
こちらは農場での選別作業や炊事の様子です。
入浴の様子。
会話は禁止、号令による合図により、
3分単位で脱衣、入浴、体を洗い、着衣という流れ作業のような入浴だったそうです。
それでも娯楽の少ない監獄内では囚人の楽しみの一つだったそうです。
放射状に部屋が並ぶ雑居房。
中央に監視室のような場所があり、5つの通路を見渡すことができます。
網走監獄はとにかく寒かったようで、
当時このようにストーブがあったものの、
外は-30℃、室内は-8℃ほどまでしか上がらなかったそうです。
こちらは独居房。
監獄内で問題行動を起こすとここに入れられてしまうそうです。
窓がなく、とても暗い室内。
3日間、白湯のみしか与えられなかったとのことですから、
ここでの暮らしは相当に辛かったはずです。
とても寒かったので、ざっと大急ぎで回りましたが、
興味深い展覧物が多く、普段博物館に行かない自分でも2時間かかりました。
じっくり見たら、3~4時間は見ていられそうです。
そして、北海道という土地の開拓がいかに監獄の囚人たちの力によって
進められてきたかという歴史を知ることができたのはとても大きな収穫でした。
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