寝台特急「北斗星」開放B寝台の思い出(北海道編)

本州編は一ノ関駅を出発したところまで書きましたね。
ここから先は北斗星 開放B寝台の思い出 北海道編です。では、どーぞ。



騒々しい走行音に思わず目が覚める。
どうやら青函トンネルの中を走行中のようだ。

竜飛海底駅と吉岡海底駅、そして最深部を通過するときだけ
蛍光灯で車窓が一瞬明るくなり、再び深い闇へと列車は進んでいく。

その後、再び深い眠りへ落ちてしまい、気が付くと函館に到着していた。
電気機関車からディーゼル機関車へバトンタッチし、進行方向も変わる。

函館を出発して25分ほど。大沼公園の湖沼群が見えてきた。こちらは小沼。

そして、こっちが大沼。

姫川駅(現在の姫川信号所)を通過。

森で一気に海に出る。

ここから先は噴火湾に沿って走る海沿いの絶景区間。
上野駅で購入したサンドイッチを朝食に頬張る。

噴火湾は普段はとても穏やかな海だが、この日は白波が立っていた。

北海道らしい、荒涼とした風景の中を進む。

八雲駅に到着。函館からは始発の特急列車としての役目も果たす北斗星。
空いているB寝台を利用することができるため、
八雲駅からもちらほらと乗車が見られた。

北海道新幹線 新八雲駅の看板が大きく掲げられていた。

この時、新函館北斗駅の前身である渡島大野すら何もない状態。
当時は夢物語だと思っていたが、すでに実現の日は近い。

当時すでに廃止となっていた旭浜駅を通過。

礼文華峠を抜け、豊浦町に入ると、少し波が穏やかになってきた。

右手奥に見えている山は有珠山。

洞爺湖温泉の玄関口、洞爺駅に到着。
この辺りから先は「北の湘南」と呼ばれ、道内ではかなり温暖な地域。
荒涼とした風景から一変、少しずつ家が増えてくる。

伊達紋別駅に到着。
北斗星は函館から札幌まで立席特急券で乗車できるが、
伊達紋別はその最後の乗車可能な駅だ。

そこから先の始発特急は、すずらんがその役目を果たす。

青春18きっぷの写真にも選ばれた北舟岡駅を通過。
すっかり波が穏やかになった海が広がる。

樽前山と社台ファームの牧場。



牧草ロールが転がる風景は北海道に来たことを実感する。

札幌までの残り時間も1時間半ほどとなった。
カーテンを完全に開けて、ベッドを整え始める。

苫小牧に到着。

この頃、駅前のビルにはラルズマートが入店していた。
確かその前は長崎屋や丸井今井もあったような。

ウトナイ湖周辺の湿地。

南千歳が近づくと、新千歳空港が見えてきた。
上野からここまで16時間を掛けて走ってきたが、飛行機ならわずか90分だ。

ハシゴの案内

便所使用知らせ燈

ドアの案内文字

北広島が近づくと、青空が広がってきた。

札幌のベッドタウン、北広島。
駅前には大きなマンションが立ち並ぶ。

北広島駅前から札幌の白石区までおよそ20kmに渡って続く、遊歩道。
野幌原始林を中を縫って走る気持ちのいい道だ。

新札幌の大きな街並みが見えてきた。

市街地の向こうに藻岩山が見えてきた。

札幌へ住みたいと思うきっかけとなった場所、豊平川。

高架をゆっくり駆け上がり、いよいよ…

創成川通りの向こうに、さっぽろテレビ塔がお出迎え。

終着、札幌に到着。
約17時間半に渡る、寝台列車の旅もついに終了。
名残惜しく、回送列車が見えなくなるまでホームで見送った。

札幌は素晴らしい青空。余談ではあるけれど、この当時は札幌在住。
そのまま晴れやかな気持ちで職場に向かったのだった。

懐かしの鉄道風景
スポンサーリンク
スポンサーリンク
さわやんをフォローする
列車に乗って旅に出よう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました