今日は夏至です。
例年通り、今日の東京は雨で、昼の長さを実感できる気候ではありません。
夏至は一年の中で、日の出から日の入りまでの長さが最も長い日で、
仕事から自宅に帰ってきても、まだまだ空は明るさを保っています。
札幌にいるときは、緯度が高くて部屋が11階だったこともあってか
21時近くまで小樽方面の空が明るかったのを覚えています。
これは府中市の2017年6月の日の出と日の入りの時間を示したデータです。
これを見ると、夏至である今日は、昼の長さとしては一番長い日であるものの、
日の出が一番早い日でもなければ、
日の入りが一番遅い日でもないということが分かります。
日の出はすでに遅くなり始めている一方、
日の入りは明日以降の方が更に1分遅くなります。
今日から毎月21日の日の入り時間と、前月との差を並べてみると、
6月21日:19時00分
7月21日:18時55分(-5分)
8月21日:18時25分(-30分)
9月21日:17時42分(-43分)
10月21日:16時59分(-43分)
11月21日:16時32分(-27分)
12月21日:16時32分(±0分) ※冬至前日
となり、今後1ヶ月間はほとんど日の入り時刻は短くならないことが分かります。
一方、立秋を過ぎた辺りからは加速度的に日没が早くなり、
11月下旬には冬至と同じ時間まで日の入り時刻が早くなります。
実は日没が一番早いのは冬ではなく秋で、秋の夜長と言われるのはこのためですね。
ムシムシするのは嫌ですが、仕事帰りに明るい自宅にというのはやっぱり嬉しいです。
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