最近はまた暑さがぶり返していて、
夜もエアコンが欠かせない日が続いてます。
異常気象が各地で発生した今年の夏、
東京の気温は過去と比較してどうだったのか
ちょっと調べてみました。
まずは最高気温から。
今年と過去2年(2020/2019年)の府中市の最高気温の推移です。
参考として、記録的冷夏を記録した、1993年のデータを足してみました。
コメの大凶作でタイ米が広く流通した年ですね。
真っ先に目を引くのは1993年の気温の低さですが
引けを取らないのが今年のお盆付近の気温の低さ。
九州に未曾有の大雨を降らせた秋雨前線の影響で
極端に気温が低かったことが分かります。
最近は暑さがまた復活してしまったので、
特に暑く感じてるのかもしれませんね。
一方で2020年は猛暑日が連続して続き、気が休まることなく暑かったことが分かります。
2年前の2019年も猛暑日の回数は13日あり、
かなり暑かったのですが、この年はお盆が終わると
一気に暑さが和らぎ、秋の訪れが比較的早い夏でした。
今年は府中でもまだ猛暑日が3回しかないので、
データ上からは例年よりもむしろ涼しい夏とも言えます。
こちらは同じ時期の最低気温の推移です。
同様に1993年と今年のお盆期間の気温の低さが
際立っていて、逆に2019、2020年は夜も相当に暑かったことがことがうかがえます。
1976年~2020年までの年間の推移でみると、
こんな感じで確実に平均気温は上昇中です。
自分が生まれたころと比較しても
最高気温が3℃、最低気温も2℃も上昇しています。
8月の最高気温が平均30℃に届かないなんて
今となっては信じられないですよね。
今年に関しては特別暑かったわけでないですが
年々「過ごしにくい夏」になっているということは言えそうです。
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