天空の湖 野反湖ハイキングと尻焼温泉の旅 その5

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野反湖を15時11分発の長野原草津口駅ゆきに乗車します。

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乗務員さんは往路とまったく同じメンツで2名体制。
上りと下りで運転手交換かなと思いましたが、担当も同じでした(笑)。

翌日、最後に乗ったバスはワンマンだったので、研修中だったのかもしれませんね。

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自分一人だけを乗せてバスは野反湖を出発。
往路で降り立った富士見峠(野反峠バス停)付近はすでに霧に包まれていました。

こんな花のシーズンに誰も乗らないなんて
普段はほとんど乗客ゼロなのかな…と心配になります。

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白砂ダムを渡ると、今日の宿泊地にまもなく到着です。

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花敷温泉のバス停で下車。
バスは再び乗客ゼロとなり、長野原草津口へ向けて出発していきました。

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花敷温泉にも宿がありますが、今回宿泊するのはさらに奥にある尻焼温泉です。

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尻焼温泉までは地図で見る限り、1kmもないようなので
余裕で歩けると思ったのですが、意外と山が深い…。

川のせせらぎと河鹿蛙の声が心地よい道でした。

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15分ほど歩くと、最初に見えてきた建物が今夜の宿である「星ヶ丘山荘」でした。

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初めて宿泊する宿は、足を踏み入れる瞬間、やっぱりちょっと緊張します。

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玄関では優しそうなスタッフの方が迎えてくれました。
緊張していた気持ちが一気にほぐれます。
まずは座ってチェックインをするようです。

玄関先には天体望遠鏡が置かれていました。
今日はあいにくの天気ですが、晴れた日は星がきれいなんだろうなぁ。

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ウェルカムドリンクと、地元名産の花豆を出していただきました。

ドリンクはコーヒーをいただきましたが、ビールも選択肢に含まれていて驚きました。

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程よきタイミングで、いよいよ部屋へ。
部屋は1階の「山桃」というお部屋です。

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部屋に入った瞬間、川音と河鹿蛙の鳴き声が聴こえてきました。

7.5畳のシンプルな和室に、きれいなトイレが備わっています。
また、窓際に配置された椅子が実に居心地を良いものにしてくれました。

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窓を開けると、川と山が目の前に。
そして、むせ返るほど濃い山の匂い。

至るところから河鹿蛙の声が聴こえ、
求めていた音、匂い、風景がここに凝縮されているよう。

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少し部屋でゆっくりしたあと、暗くなる前に館内散策とお風呂へ。
こちらは湯上がり処のようです。冷たい麦茶や無料のマッサージチェアがありました。

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川に面した大浴場と露天風呂は雰囲気最高でした。
夜はお風呂から流れ星が見える日もあるそうです。

写真には撮れないので、貸切風呂だけ一枚。本来なら貸切風呂も2つあって、片方は露天風呂のようなのですが、
今日は露天風呂の方は入浴できなくなっていました。
内湯も木の香りが浴室いっぱいに広がって、とても贅沢な気持ちになれます。

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