来月3月4日にJR各社のダイヤ改正があります。
JR北海道では稚内、網走方面の特急が縮小となります。
現在3往復ある札幌~稚内間の特急のうち、2往復が旭川始発となり、
現在4往復ある札幌~網走間の特急も、2往復が旭川始発となります。
それぞれ札幌方面から向かう場合は旭川駅での乗り継ぎが必要となります。
旭川始発の稚内ゆきは「サロベツ」に、旭川始発の網走ゆきは「大雪」となります。
またスーパー宗谷は「宗谷」と名前を変えて、昔の急行時代の名前に戻りました。
札幌~旭川間の特急には789系0番台が投入されます。
新青森~函館間の特急として走っていたスーパー白鳥の車両が
北海道新幹線の開業で余剰になったためです。
789系0番台には革張りのグリーン車があり
自由席も現在のスーパーカムイより一両多い5両となるため、
自由席の混雑が緩和されるのと、札幌~稚内、網走方面を
旭川駅で乗り継いでも、グリーン車で乗り通すことが可能となります。
この789系0番台で運行される特急はちょっと懐かしい「ライラック」という名前に
従来の789系1000番台のスーパーカムイは「カムイ」と名前を変えて運行されます。
これに伴い、スーパーカムイとして
789系1000番台と共通運用していた、785系は引退となります。
今回は廃止となる路線の発表はありませんでしたが、
全体的には現在の厳しいJR北海道の経営状況を反映した内容となりましたね。
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