雄信内を出ると次は幌延。
安牛、南幌延、上幌延の3駅は普通列車にも関わらず通過します。
とはいえ、すでにこの辺りまで北上してくると通学時間は過ぎており、
朝には別の稚内ゆきが停車しているので、あまり問題はないのでしょうか。
列車は幌延に到着しました。
雄信内駅でのラッセル車待ちがあったので
本来は16分停車ですが、5分停車になりました。
幌延を出ると長い宗谷本線の旅もいよいよラストスパートです。
稚内へと用事で向かう人たちが各駅で少しずつ乗り込んできます。
この辺りはサロベツ原野でしょうか。
笹の原が広がっています。
兜沼で再び稚内から来た普通列車と行き違いをするために7分停車です。
後ろに見えている白く凍った沼が兜沼です。
車窓には樹木すらなくなり、季節風が吹きすさぶ荒涼とした風景が広がります。
遠くに海が見えてきました。
日本最北の無人駅、抜海に到着です。
一度降りてみたいけど、次の稚内ゆきはなんと5時間後です。
降りてみるとしたら先程の兜沼で行き違いをした列車に稚内から乗って抜海で降り、
再び自分が今乗ってる列車に乗って稚内に戻るのが現実的かな。
抜海駅を出ると、その駅名の通り、この路線で唯一の日本海沿いに抜けます。
天気がよければ対岸に利尻富士も見えるのですが、残念ながらこの日はどんより。
しかしながら、はるばる最北の地まで来たことを強く感じる迫力のある車窓です。
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