事前予約制なので、目的地まで直行です。
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最後部の座席に座りました。
誰もいなければ案外広くて快適な車内です。
…というか、相席になるケースあるのかな。
Twitterやブログを検索しても
ほとんど乗った人のレポートがないので、
このバスがどれぐらい認知されてるのか気になりました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0655438733720851735559858421.jpg)
発荷峠という峠を越え、十和田湖をあとに。
次第に里の風景になってきました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0724319722861868781423005412.jpg)
十和田湖から35分ほどで
「道の駅 おおゆ」に到着しました。
ここまでの運賃はちょうど1,000円。
十和田湖からは26kmも離れているので、
この区間をタクシーで乗り切るのは大変。
無事に乗車できてよかったです。
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道の駅である「湯の駅 おおゆ」
かなりモダンな建物でした。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0728085965123959059292622551.jpg)
秋田犬ワサオがお出迎え。
秋田に来たなーって感じします(笑)
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0728174636306882200418304030.jpg)
中はこんな感じ。
夕方なので野菜はほとんど売れ切れてたけど
小洒落た雰囲気で眺めるだけでも楽しいです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0729357507734386074437850298.jpg)
今日の宿へ向かいます。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0730270377804933019947459994.jpg)
大湯川を渡ります。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0739473121237063187113437946.jpg)
10分ほどで今日の宿「和風宿 岡部荘」に到着。
両親と行く予定だったのは
大湯温泉ではなく、もう少し離れた
「四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル」でしたが
そちらは一人旅がかなり高価だったので
こちらのお宿に変更しました。
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簡易的なチェックインを済ませて部屋へ。
1階の107号室でした。
クチコミでフロント係の接客に
難ありという情報があったのですが、
あらかじめそういう人なんだと知っていれば
全く気にならないレベルでした。
布団の部分は畳なんですが、
テーブルは椅子と畳が半々という
少し変わった造りでした。
一人旅なので、十分な広さです。
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部屋の蛇口から出るお湯も
全て温泉を使っているんだそうです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0747245863465812951171003220.jpg)
この宿は元々は別荘として
使われていた建物なんだそうで
外には立派な日本庭園がありました。
自分が宿泊した部屋からも
日本庭園(の端っこ)が見えました。
もう少しグレードの高い部屋だと
きれいな庭園が見えそうです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0815536314518040785805190404.jpg)
岡部荘の売りは何といっても温泉。
混じりっけなしの温泉は
今となってはかなり貴重な存在です。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0834206748417772369378807883.jpg)
お風呂は3種類あり、
①別荘時代からあるという「大正風呂」
②庭園に面した「庭園付き露天風呂」
③大湯川に面した「渓流露天風呂&内湯」
チェックイン~21時までは
①と②が男性、③が女性となり、
その後は男女が入れ替わります。
夜通し入浴可能。
泉質は日本各地にある塩化物泉ですが、
湯の花が舞い、成分の濃さを感じました。
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夕食はとっても豪華でした。
鍋物が2つある宿って滅多にないかも。
しかも、しゃぶしゃぶは肉が7枚もあり、
八幡平ポークとかづの牛しゃぶしゃぶの
食べ比べという、大判振る舞い。
普通は旅館飯といえばお鍋の肉は3枚位ですもんね…
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秋田を代表する郷土料理、きりたんぽ。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0919194245323658340212872551.jpg)
途中から追加で料理が出てきます。
クレソンとウドの天ぷら。(海老付き)
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0919354324789501818552407812.jpg)
岩魚の塩焼き。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210529_0947542916084399311918514042.jpg)
最後に〆のうどんとデザート。
自分はかなり食べる方ですが
さすがにこの量は滅多にないかも。
同席していた人たちも
ご飯とうどんはいらないです、と話していました。
一つ一つの料理も本当に美味しくて
焼き立て、揚げたては別提供なのも
嬉しい限りでした。
スタッフの方も本当に優しい方ばかり。
この宿の良さにようやく気付けた気がします。
夜はテレビを見ようと思ったのですが
チャンネルがあまりに少なくて
見たい番組もなかったので早めに寝ました。
寝る前に、男女が入れ替わったあとの
渓流露天風呂へ行ったのですが
河鹿蛙の鳴き声が聴こえる露天風呂は
本当に最高でした。
![](file:///data/user/0/org.wordpress.android/cache/pxl_20210529_225245236590728575700557634.jpg)
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朝食も予想通りたっぷりです。
昨夜の夕食を食べきったことを見てなのか
昨日以上におひつにごはんがギッシリ入ってました(笑)
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日本庭園を眺めるラウンジのような場所。
10時にチェックアウトしました。
宿泊代金は13,500円でした。
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※宿泊した「
最初は噂通りのフロントの接客で
マイナスイメージから入りますが、
湯めぐりで泉質の良さを堪能し、
料理の美味しさに舌鼓を打ち、
スタッフの方々の優しさに癒され、
じわりじわりと好きになっていく感じの宿でした。
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道の駅の入口にあった看板。
「お静かに」という注意喚起かと思ったら
逆に「音を出してね!」という注意でした。
夜はどんな野生動物が出るんでしょうか…。
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朝食なしプランだったら、
こっちで食べるのも良かったなぁ。
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もちろん予約者は自分一人だけです…。
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青空も覗いていたんですが…
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あっという間にまた天候が悪化してきました。
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車窓には雪が見えてきました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0238037791863327672711639867.jpg)
バスの終点、八幡平山頂に到着。
気温は2℃。
雨と風と霧がすごい…。
大湯温泉からここまでの運賃は1,900円でした。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0237553975636279058884305252.jpg)
ここからも絶景が広がるはずなんですが
今日はひたすら白い世界です。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0232049604575127579369335613.jpg)
最近有名になった「ドラゴンアイ」を見るため。
駐車場から10分ほどで行けるようなので
雨も風もすごいけど、とりあえず行ってみます。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0315493152468241894938346927.jpg)
一番左にある鏡沼という場所が
ドラゴンアイが作られる沼です。
山頂付近を一周することもできるのですが
あまりに天気が悪いので鏡沼だけを単純往復します。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0255518299157537035271240908.jpg)
地面が見えていたのは最初の3分だけ。
その後は雪道へと変わりました。
吹き付ける寒風に耐えながら
足元にも十分気を付けて進みます。
ネット上には鏡沼単独の画像しかないので
もう少しお手軽に行けるのかと思ったら
結構すごい場所にあったんですね…
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0307444282004900731672738498.jpg)
鏡沼に到着です。
沼の周りに遊歩道がありました。
もう少し奥へ行った方が眺めがよさそう。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0302239358734337009458268422.jpg)
一番高いところから
沼を眺められるポイントまでやってきました。
瞳の部分はまだ雪解けが少なく
いわゆる「開眼」には至ってないですが
確かに眼の周りの水は青みがあります。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0307249371406617366632651110.jpg)
この地を数年前に訪れた外国人観光客が
「まるで龍の目のようだ」と
SNSに画像をアップしたことで
爆発的にその名が広まったドラゴンアイ。
自分もそれにつられてやってきたわけですが
この鏡沼が有名になるずっと昔から
この姿自体は変わっていないのに、
少し前まで一部の登山者だけにしか
ここの存在は認知されていなかったわけです。
今となっては八幡平エリア全体をあげて
このドラゴンアイを売りにしているわけで
外国人観光客の方が教えてくれた「気付き」は
本当に素晴らしいなって思います
帰りは下り坂だったので、さらに怖かったです。
奥入瀬渓流とは違いますので、
ここでのスニーカーは非推奨です(笑)
※200円で長靴のレンタルも行っていました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0413189064944614180150560444.jpg)
レストハウスにあった晴天時の写真。
こんな風景が見れたら感動するだろうなー!
八幡平山頂では、バスの乗り継ぎに
2時間ほど余裕があったので、
鏡沼の単純往復だけではかなり時間が余りました。
東北最高所にある藤七温泉まで2kmだったので
歩けるかなと思っていたのですが
あまりに風と雨が強くて、日帰り入浴も断念。
結局、レストハウスでカレーうどんを食べて
帰りのバスを待っていました。
![](file:///data/user/0/org.wordpress.android/cache/pxl_20210530_0044449825047312238823366700.jpg)
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0426327743903042806593319230.jpg)
盛岡駅へと向かいます。
乗車券はレストハウス内の売店で
購入することができました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_044346589593507446451014545.jpg)
ドラゴンアイの集客力は相当なもので、
相席にならないギリギリの状態で出発。
バスの車内は隣席との間にも
アクリル板の仕切りがあり
かなり窮屈な感じでしたが、
隣がいなかったので助かりました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0517290448465661963065909898.jpg)
ここから先は通年で路線バスが
運行されている区間だけあって、
すっかり雪もなくなり、
新緑がまぶしい車窓へと変わっていました。
※冬に松川温泉を訪れた際の旅日記はこちらです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0551092077280826907210342005.jpg)
八幡平市さくら公園に到着。
ビジターセンターなどもあって、
道の駅の様な設備が整っていました。
高速に乗る前にここで20分間の休憩。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0552288043665414105999101261.jpg)
サイフォンで淹れる八幡平コーヒーが気になりました。
豆には特に拘っていないそうですが
サイフォンで淹れた珈琲は美味しかったです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0608506315955572270226722453.jpg)
さっきまでの極寒が嘘のよう。
空気もぜんぜん違ってとっても暖かいです。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0721178567697322471899151599.jpg)
松尾八幡平ICから東北自動車道に入り
盛岡駅にはほぼ定刻通りの
15時50分すぎに到着しました。
ソフトクリームは駅ビル「フェザン」の
「みのるダイニング」にて。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/pxl_20210530_0759122222515284813510051015.jpg)
![](file:///data/user/0/org.wordpress.android/cache/pxl_20210530_0048367006130024370393636897.jpg)
東京へと帰りました。
![](https://resshatabi.com/wp-content/uploads/2021/06/wp-16241614667065869478657497712005.jpg)
両親との旅行用に作成したマップ
残念ながらできなかったですが
八幡平のドラゴンアイのように
自分自身が初めて行くところもあり
「あー、連れてきたら危なかったかも…」
と思う場所もありました。
天気も決して良いわけでなかったので
また改めてプランを練って
親を招待できたらいいなと思った
そんな北東北ひとり旅でした。
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