両親と行く(予定だった)種差海岸と奥入瀬渓流ひとり旅 その4

十和田八幡平観光路線バス「八郎太郎号」は
定刻より5分ほど早く十和田湖を出発。
事前予約制なので、目的地まで直行です。

最後部の座席に座りました。
誰もいなければ案外広くて快適な車内です。

…というか、相席になるケースあるのかな。
Twitterやブログを検索しても
ほとんど乗った人のレポートがないので、
このバスがどれぐらい認知されてるのか気になりました。

発荷峠という峠を越え、十和田湖をあとに。



次第に里の風景になってきました。

十和田湖から35分ほどで
「道の駅 おおゆ」に到着しました。

ここまでの運賃はちょうど1,000円。

十和田湖からは26kmも離れているので、
この区間をタクシーで乗り切るのは大変。
無事に乗車できてよかったです。

道の駅である「湯の駅 おおゆ」
かなりモダンな建物でした。

秋田犬ワサオがお出迎え。
秋田に来たなーって感じします(笑)

中はこんな感じ。
夕方なので野菜はほとんど売れ切れてたけど
小洒落た雰囲気で眺めるだけでも楽しいです。

今日の宿へ向かいます。

大湯川を渡ります。

10分ほどで今日の宿「和風宿 岡部荘」に到着。

両親と行く予定だったのは
大湯温泉ではなく、もう少し離れた
四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル」でしたが
そちらは一人旅がかなり高価だったので
こちらのお宿に変更しました。

簡易的なチェックインを済ませて部屋へ。
1階の107号室でした。

クチコミでフロント係の接客に
難ありという情報があったのですが、
あらかじめそういう人なんだと知っていれば
全く気にならないレベルでした。

布団の部分は畳なんですが、
テーブルは椅子と畳が半々という
少し変わった造りでした。

一人旅なので、十分な広さです。

部屋の蛇口から出るお湯も
全て温泉を使っているんだそうです。

この宿は元々は別荘として
使われていた建物なんだそうで
外には立派な日本庭園がありました。

自分が宿泊した部屋からも
日本庭園(の端っこ)が見えました。

もう少しグレードの高い部屋だと
きれいな庭園が見えそうです。

岡部荘の売りは何といっても温泉。

混じりっけなしの温泉は
今となってはかなり貴重な存在です。

お風呂は3種類あり、
①別荘時代からあるという「大正風呂」
②庭園に面した「庭園付き露天風呂」
③大湯川に面した「渓流露天風呂&内湯」

チェックイン~21時までは
①と②が男性、③が女性となり、
その後は男女が入れ替わります。
夜通し入浴可能。

泉質は日本各地にある塩化物泉ですが、
湯の花が舞い、成分の濃さを感じました。



夕食はとっても豪華でした。
鍋物が2つある宿って滅多にないかも。

しかも、しゃぶしゃぶは肉が7枚もあり、
八幡平ポークとかづの牛しゃぶしゃぶ
食べ比べという、大判振る舞い。

普通は旅館飯といえばお鍋の肉は3枚位ですもんね…

秋田を代表する郷土料理、きりたんぽ。

途中から追加で料理が出てきます。

クレソンとウドの天ぷら。(海老付き)

岩魚の塩焼き。

最後に〆のうどんとデザート。

自分はかなり食べる方ですが
さすがにこの量は滅多にないかも。
同席していた人たちも
ご飯とうどんはいらないです、と話していました。

一つ一つの料理も本当に美味しくて
焼き立て、揚げたては別提供なのも
嬉しい限りでした。

スタッフの方も本当に優しい方ばかり。
この宿の良さにようやく気付けた気がします。

夜はテレビを見ようと思ったのですが
チャンネルがあまりに少なくて
見たい番組もなかったので早めに寝ました。

寝る前に、男女が入れ替わったあとの
渓流露天風呂へ行ったのですが
河鹿蛙の鳴き声が聴こえる露天風呂は
本当に最高でした。

翌朝は7時近くまで寝ていました。

朝食も予想通りたっぷりです。

昨夜の夕食を食べきったことを見てなのか
昨日以上におひつにごはんがギッシリ入ってました(笑)

日本庭園を眺めるラウンジのような場所。

10時にチェックアウトしました。
宿泊代金は13,500円でした。

大湯川を渡り、道の駅へと歩きます。
※宿泊した「岡部荘」は右手の建物です

最初は噂通りのフロントの接客で
マイナスイメージから入りますが、
湯めぐりで泉質の良さを堪能し、
料理の美味しさに舌鼓を打ち、
スタッフの方々の優しさに癒され、
じわりじわりと好きになっていく感じの宿でした。

道の駅の入口にあった看板。

「お静かに」という注意喚起かと思ったら
逆に「音を出してね!」という注意でした。
夜はどんな野生動物が出るんでしょうか…。

道の駅のレストランが営業してました。

朝食なしプランだったら、
こっちで食べるのも良かったなぁ。

今日も十和田八幡平観光路線バス「八郎太郎号」に乗り、八幡平山頂を目指します。

もちろん予約者は自分一人だけです…。

鹿角市内を走行してる間は
青空も覗いていたんですが…

八幡平アスピーテラインへ入ると
あっという間にまた天候が悪化してきました。

標高をぐんぐん上げていき
車窓には雪が見えてきました。

定刻よりも20分以上早く、
バスの終点、八幡平山頂に到着。

気温は2℃。
雨と風と霧がすごい…。



大湯温泉からここまでの運賃は1,900円でした。

八幡平山頂は秋田県と岩手県の県境。

ここからも絶景が広がるはずなんですが
今日はひたすら白い世界です。

旅の最後に八幡平へやってきたのは

最近有名になった「ドラゴンアイ」を見るため。

駐車場から10分ほどで行けるようなので
雨も風もすごいけど、とりあえず行ってみます。

頂上付近の案内図。

一番左にある鏡沼という場所が
ドラゴンアイが作られる沼です。

山頂付近を一周することもできるのですが
あまりに天気が悪いので鏡沼だけを単純往復します。

地面が見えていたのは最初の3分だけ。
その後は雪道へと変わりました。

吹き付ける寒風に耐えながら
足元にも十分気を付けて進みます。

ネット上には鏡沼単独の画像しかないので
もう少しお手軽に行けるのかと思ったら
結構すごい場所にあったんですね…

鏡沼に到着です。

沼の周りに遊歩道がありました。
もう少し奥へ行った方が眺めがよさそう。

一番高いところから
沼を眺められるポイントまでやってきました。

瞳の部分はまだ雪解けが少なく
いわゆる「開眼」には至ってないですが
確かに眼の周りの水は青みがあります。

この地を数年前に訪れた外国人観光客が
「まるで龍の目のようだ」と
SNSに画像をアップしたことで
爆発的にその名が広まったドラゴンアイ。

自分もそれにつられてやってきたわけですが
この鏡沼が有名になるずっと昔から
この姿自体は変わっていないのに、
少し前まで一部の登山者だけにしか
ここの存在は認知されていなかったわけです。

今となっては八幡平エリア全体をあげて
このドラゴンアイを売りにしているわけで
外国人観光客の方が教えてくれた「気付き」は
本当に素晴らしいなって思います

帰りは下り坂だったので、さらに怖かったです。

奥入瀬渓流とは違いますので、
ここでのスニーカーは非推奨です(笑)
※200円で長靴のレンタルも行っていました。

レストハウスにあった晴天時の写真。

こんな風景が見れたら感動するだろうなー!

八幡平山頂では、バスの乗り継ぎに
2時間ほど余裕があったので、
鏡沼の単純往復だけではかなり時間が余りました。

東北最高所にある藤七温泉まで2kmだったので
歩けるかなと思っていたのですが
あまりに風と雨が強くて、日帰り入浴も断念。

結局、レストハウスでカレーうどんを食べて
帰りのバスを待っていました。

13時50分発の八幡平自然散策バスで
盛岡駅へと向かいます。

乗車券はレストハウス内の売店で
購入することができました。

こんな悪天候ですが、
ドラゴンアイの集客力は相当なもので、
相席にならないギリギリの状態で出発。

バスの車内は隣席との間にも
アクリル板の仕切りがあり
かなり窮屈な感じでしたが、
隣がいなかったので助かりました。
今年の冬に宿泊した松川温泉 峡雲荘を経由。

ここから先は通年で路線バスが
運行されている区間だけあって、
すっかり雪もなくなり、
新緑がまぶしい車窓へと変わっていました。

※冬に松川温泉を訪れた際の旅日記はこちらです。

八幡平山頂を出発して40分ほどで
八幡平市さくら公園に到着。
ビジターセンターなどもあって、
道の駅の様な設備が整っていました。

高速に乗る前にここで20分間の休憩。

サイフォンで淹れる八幡平コーヒーが気になりました。

豆には特に拘っていないそうですが
サイフォンで淹れた珈琲は美味しかったです。

ここまで山を下りてくると
さっきまでの極寒が嘘のよう。

空気もぜんぜん違ってとっても暖かいです。

松尾八幡平ICから東北自動車道に入り
盛岡駅にはほぼ定刻通りの
15時50分すぎに到着しました。

ソフトクリームは駅ビル「フェザン」の
「みのるダイニング」にて。

17時16分発のはやぶさ36号で
東京へと帰りました。

両親との旅行用に作成したマップ

今回は両親を連れていくことは
残念ながらできなかったですが
八幡平のドラゴンアイのように
自分自身が初めて行くところもあり
「あー、連れてきたら危なかったかも…」
と思う場所もありました。

天気も決して良いわけでなかったので
また改めてプランを練って
親を招待できたらいいなと思った
そんな北東北ひとり旅でした。

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