台風一過の晴天が広がった日曜日は、
山梨の勝沼へ日帰りぶどう狩りの旅へと出かけてきました。
立川駅10時53分発の「かいじ15号」に乗って出発。
車内は半分ぐらいの席が埋まっていて
ここ最近の特急列車にしては、かなりの盛況ぶりでした。
立川を出発するとすぐに多摩川を渡ります。
中央本線が大きく南へ曲がるため、
進行方向右側(北側)の車窓からも富士山が見えました。
台風一過でとにかく空がきれい。
高尾から先は深い山の中へ分け入っていきます。
立川から54分で目的地の「勝沼ぶどう郷」に到着。
見渡す限りぶどう畑!って感じの駅です。
えきねっとチケットレスサービスで
立川からの指定席特急料金は920円でした。
在来線の特急なのに、切符の発券や検札も不要。
本当に気軽に特急に乗れる時代になりましたね。
勝沼ぶどう郷駅。
勝沼ぶどう郷駅の駅舎です。
ブドウ棚ができていたり、
駅名の表記がリニューアルされていたり
以前より観光地らしくなっていました。
駅前からタクシー(1,280円)に乗って
「自由園」という果樹園へとやってきました。
ここは勝沼に数多くあるぶどう園の中でも
特に扱う品種が多いことで有名な果樹園なのだそう。
この日も店頭にはカラフルなぶどうが
たくさん並べられていました。
販売コーナーの隣が、ぶどう狩りの受付。
んで、早速ぶどう狩りの申し込みをしたのですが
ここで予期せぬ事態が発生。
コロナの影響で、昨年からのぶどう狩りは
「自分で狩ったぶどうを量り売りで持ち帰る」か
「すでに狩ったぶどうを食べ放題で食べる」かの2択しかないのだそう。
それってぶどう狩りじゃないじゃん!と、
最初はめちゃくちゃテンションが下がったのですが
結局、食べ放題の方を選択しました。
食べ放題では10種類のぶどうが食べれます。
適度な大きさに切られたぶどうが
氷水でしっかり冷やされて並べられていました。
最初はテンション下がっていたのですが、
よくよく考えてみれば
ぶどうは一房がとても大きいので、
ぶどう狩りで「狩る」作業ができるのは
せいぜい多くて2回程度。
それなら、色んな種類を好きなだけ食べれた方が楽しいかも!
料金はシャインマスカットの有無で変わり、
シャインマスカットなしは2,000円、
シャインマスカットありは3,000円でした。
シャインマスカットありにしてしまうと
結局シャインマスカットだけを
ひたすら食べることになりそうなので
今回は2,000円のプラン(9種類食べ放題)にしました。
ちなみにどちらも時間無制限。
時間を気にせずに食べられる点はかなりいいですね。
バイキングコーナーで取ったぶどうは
果樹園の中にある飲食エリアで頂きます。
通常の果物狩りだと、飲食物どころか
カバンやバックも持ち込めないのですが
こちらでは自作のお弁当や他所で買った飲み物も持込OK。
お皿に山盛りに盛ったカラフルなぶどうたち。
よく冷えていて、一つ一つのぶどうを
じっくり食べ比べできるのも
普段の果物狩りにはない楽しさでした。
特に気に入ったのが細長い「ゴールドフィンガー」
皮がパリッとしていてとても美味しかったです。
この量を3皿ぶんいただいて、すっかり満たされました。
お腹も気持ちもすっかり満たされたところで
自由園のすぐ近くにあるバス停から
甲州市民バスに乗って「ぶどうの丘」へ向かいました。
ぶどうの丘は、小高い丘にある
とても眺めのいい観光施設です。
展望台からは甲府盆地が一望できます。
館内にはワインの試飲コーナーがあり、
グラス代200円(返却時100円バック)と
1種類100円で20ccのワインを飲むことができます。
この日も多くの人たちがワイングラス片手に
甲府盆地の絶景を楽しんでいました。
※日なたは暑すぎて誰もいません(笑)
ここを訪れたのは日帰り温泉施設である
「天空の湯」に入浴するためだったのですが
この日は来場者が多くて、入場制限中。
名前と電話番号を伝えて、呼ばれるのを待ちました。
待ち時間は15分ほどですぐに電話がかかって来て
程なくお風呂に入ることができました。
男女20人ずつの制限をしています、と
外には掲示されていましたが、
実際には10人しか入浴者がおらず
かなり静かに入浴できました。
入浴時には記名&検温し、休憩所やレストランも
入浴した人しか入ることができません。
かなり対策がしっかりしているんだなと感じました。
レストランで食べた味噌ラーメン(800円)
なんだかとっても懐かしい味がしました。
ごちそうさまでした。
帰り際に甲府盆地を眺めると、
空から後光が差していて、神々しい感じになっていました。
ぶどうの丘からの駅へ向かう帰り道。
「勝沼フットパス」という道を歩いていくと
昔の勝沼駅の跡地がありました。
以前は中央本線の勾配が急だったことから、
ここはスイッチバックの駅だったそうです。
現在の「勝沼ぶどう郷駅」を通り過ぎて
さらに旧線路沿いに歩いていくと
大日影トンネルの跡地へとたどり着きました。
※左側が現在の新大日影トンネルです。
大日影トンネルは明治の鉄道遺産の一つ。
明治36年に開通し、勝沼のぶどうやワインの輸送に
革命的な影響を与えたと言われています。
トンネルの中は1.3kmほどの遊歩道になっていて
以前は反対側まで30分ほどで行けたのだそう。
湧水などで、今は立入禁止になっていましたが
入口のレンガや石組のデザインはかなり凝ってますね。
駅前にある「駅前甚六公園」の広場から見た甲府盆地。
街の明かりが少しずつ灯り始めていました。
18時06分発のかいじ48号で帰りました。
山梨のお手軽日帰り旅、天気も良くて
とってもリフレッシュできました。
コメント
こんばんは。
ぶどうの丘と天空の湯、さわやんさんのブログを見て何年か前に行ったことあります。
夕暮れ時に天空の湯の露天風呂から見えた甲府盆地が絶景でした。
自分は日曜日にMaxラストラン企画をやっているので新潟まで行ってきました。
往復E4系で行きは臨時列車、帰りは定期列車でしたがどちらも満席でした。
東京駅の自由席の列がすごいことになっていて想像以上に混雑していました。
停車駅では写真や動画を撮影する人がたくさんいました。
新潟も晴れていて気温自体は高かったのですが、秋の風が吹いていて過ごしやすかったです。
あと10日ほどで運転終了となりますが、あと2回乗りに行く予定です。
最終日は上り下りともに最終列車に指定席が確保できたので乗りに行きます。(新潟の滞在時間40分ほどですが。)
こんばんは。
ぶどうの丘、カナロアさんも私のブログを見て行かれたことがあったんですね。私はすでに7、8回目ぐらいだったのですが、レストランも温泉も順番待ちができていて、今までで一番施設が賑わっていた気がします。駅チカなのに絶景というのがお手軽でいいですよね。
カナロアさんはMaxで新潟まで行かれてたんですね!実は私も当初はえきねっとでグリーン車35%OFFのトクだ値が取れたので3連休で新潟行きの計画を練っていたのですが、やたら指定席が混んでいてグリーン車も満席だったので、隣に知らない人が乗るのが嫌だなぁと思って辞めちゃいました(笑) この天気もあって、かなりの混雑だったようですね。E4系Maxは東北新幹線時代から帰省でずいぶんお世話になりました。今となってはすっかりお荷物扱いですが、やはり総2階建ては迫力があってカッコいいですよね。カナロアさんはまだまださよなら乗車が続くんですね。全部2階席が取れたんですか?ラストラン、満喫してください!
グリーン車35%OFFのトクだ値が取れたけどキャンセルされたのですね。
確かに隣に知らない人とずっと乗り続けるのはトイレに行くにしても気を使いますしね。
実際、行きはグリーン車の窓側に座ったのですが隣のサラリーマンが上野から新潟まで自分の方をずっと見てきていて落ち着かなかったです。
何度か横をチラ見すると毎回目が合って明らかに自分を見ていて気持ち悪かったです。
今回の旅行はびゅうパッケージツアーの日帰りコース¥14,000を使いました。
座席の変更が一切できないのですが2階席も普通に選択できてプラス¥2,800でグリーン車も選択可能で、現時点で最安のプランでした。
トクだ値は普通車は1階席とフラットシートにしか設定が無かったのでこの値段で2階席も選択できてよかったです。
残り2回とも2階席をゲットできました!
今週はカーシェアで車を借りて弥彦山へドライブに行く予定です。
なるほど、日帰りの場合はびゅうのパッケージツアーを使う手がありました!2階席が無手数料で選べるのはかなりいいですね。14,000円ならトクだ値より安いぐらいかな?
そう、グリーン車で隣に人が来るのはちょっと…なんですよねー。カナロアさんが出くわした状況、まさに自分が恐れてたやつです(笑) ましてこの運行終了間際になると、個性的な人も多いですから(^^ゞ
2回とも2階席をゲットできてよかったです!カナロアさんは車も運転されるんですね。弥彦山は行ったことがない場所なので、私も一度訪れてみたい場所の一つです。また良かったら感想聞かせて下さい。