秋の庄内旅 スイデンテラスに泊まり、海里に乗る その3

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暗くなる前に少しだけ宿の周りを散歩してみました。

ホテルから徒歩5分ほどの距離にあるのが
つるおか菓子処「木村屋 ファクトリーストア」

お店の紹介ページにはこう書かれています。

当店は、明治20年に山形県初のパン屋として鶴岡市に創業いたしました。
「木村屋」の屋号は初代民吉が「酒種あんぱん」で有名な東京銀座木村家で修業し、暖簾分けを許されたことに由来します。

山形県で最初のパン屋さん、
しかも銀座木村屋からの暖簾分けだなんて
とっても歴史のあるお店だったのですね。

ちなみに庄内には「つるおか菓子処 木村屋」と
「お菓子とパンの酒田 木村屋」があり
特に酒田には両方の店舗があるのでとっても紛らわしいです(笑)

店内は工場で作り立てのパンやお菓子などが並んでいて
何か1品でも購入すると珈琲を無料で頂くことができます。

せっかくなので、あんバターサンドを買って
珈琲をテイクアウトしてホテルへ戻ります。

ホテルへ戻ってくると
稲刈りはすっかり終わっていました。

刈りたての草の匂いがいいですねぇ。

田んぼの目の前にあるベンチから。
ちょうど夕日が沈むところでした。

正面の建物には温泉スパとジムが入っています。

木村屋で買ってきたあんバターサンド。

メロンパンの様なパン生地の中に
あんこと分厚いバターが挟み込まれています。

とっても美味しいけど、同時にすごく罪な味。
これはシェアして食べるものですね…

あぜ道を歩いてホテルへ戻ります。
今日のランチをしたレストランは上のテラスです。

朝食時は1階の席も解放されます。

だいぶ暗くなってきました。

ライトアップしたホテルも素敵です。

共用棟と宿泊棟をつなぐ渡り廊下。

こちらは大浴場です。
夜24時までと翌朝6時からで男女が入れ替わります。

お風呂の写真は撮れないので、公式サイトから拝借。
10月の奇数日の男性は「天色の湯」です。

池の様な水辺に面していて、
湯船の外側の縁に座ることができました。

特に手すりなどがあるわけでないので、
落ちたら一大事ですが、そのぶん開放感があります。

奥の塀の向こうはすぐ街があるのですが
塀の高さと目線の高さがよく計算されていました。
外からの丸見え感もその逆の圧迫感もありません。

実際には夕方と夜に入浴したので
夕焼けと星空がとってもきれいでした。

唯一、ちょっと不満ポイントだったのは
洗い場の使いにくさ。
鏡が高い所にあって、座ると何も見えない上に
シャワーヘッドを掛ける場所が真横で
かなり身体が洗いにくかったです。

湯上り処も兼ねているSAKEバー&ラウンジ。

庄内地方の地酒やクラフトビールなどが頂けるそうです。

フリースペースのテラスで夕涼み。

オレンジから少しずつ蒼い空へ変わっていく。

すっかり夜になり、月が出てきました。
夕食なしプランだったので、再び外出。

平田牧場の「とん七 鶴岡こぴあ店」へやってきました。
19時ごろに行くと、予想以上に混んでいて30分待ち。

一押しの「金華豚ロースかつ膳」(2,000円)を注文しました。

値段は張るけど、肉の旨みがすごい!
せっかくゴマを擦ってソースを準備してたけど
ほとんど塩でいただきました。

ホテルから歩いて10分ほどで行けるので
ここは夕食スポットとしておすすめします。

再び、ホテルへ戻ってきました。

デザートに鶴岡駅前の青森屋で買ったケーキ。

「キャラメルいちじくバナナのタルト」(490円)
果物屋さんが作ったケーキなだけあって、果物たっぷり。

いちじくって煮たものを食べることが多かったので
生のいちじくはフレッシュでとても美味しかったです。

寝る前にも温泉にもう一回。

SAKEバーのすぐそばには
たくさんの本が並ぶライブラリーラウンジも。

こんな感じで1日目が終了。
ベッドも寝心地が良くて、横になるとあっという間に寝落ちしてしまいました。

パンフレットの最後に書かれた「晴耕雨読」
晴れの日は畑に出て、雨の日は本を読む、が転じて
田園で世間の煩わしさを離れて、心穏やかに暮らすことなのだそう。

そういう時間を過ごすには本当にいい環境だなと思いました。

 

 

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