秋の庄内旅 スイデンテラスに泊まり、海里に乗る その4

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2日目の朝は7時過ぎに目が覚めました。

昨日まで稲穂で黄金色に染まっていた田んぼ。
今朝はすっかり稲刈りが終わっています。

この瞬間は1年に1回しか見られないわけで
そういう意味ではとてもタイミングが良かったです。

朝風呂は昨日、女性風呂だった「月白の湯」へ。

こちらも公式ページから拝借したものですが、
「月白の湯」の露天風呂はこんな感じ。

昨日入浴した「天色の湯」と同じ池に面してますが
こちらは目線がさらに一段低いので、
湯船に浸かると池との一体感がありました。

洗い場はこちらもちょっと変わった造りで、
カランがない or 鏡が高すぎるのどちらか。
やはりデザイン重視なのかな…と言った感じです。

朝6時の男女入れ替え制により、
もう一種類のお風呂に入ることができます。

それが内湯だけの大浴場「朱鷺色の湯」。

朱鷺色の湯は内湯しかないので、
入浴している人はかなり少なめ。

でもシャワーの位置や鏡の高さなどが一般的で
身体を洗うのはここが一番楽でした。

朝食は昨日のランチでも利用した「MOON TERRACE」にて。

この日の山形は季節外れの暑さだったので
テラス席は日差しが強烈で不人気(笑)

みなさん日陰で食べていましたが、
せっかくなのでテラス席を選びました。

朝食メニューはこんな感じ。
山形の銘柄米「つや姫」と山形名物の「芋煮」がメインです。

上記2品とサラダ、ドリンクはおかわり自由でした。
水田を見ながら食べるご飯は最高ですね。

強烈な日差しで食べている最中から汗だくに…。
やはりみなさんの真似をして日陰で食べるべきでした(笑)

あまりに発汗がすごいので、
食事を終えると早々にフリースペースのテラスへ退散。

コーヒーは持ち出しOKだったので、
こちらでゆっくりといただきました。
日差しがないので別世界のように爽やかです。

10時にチェックアウト。
最後にホテルの全景を撮影しました。

水面に映える素晴らしい建物です。
風がない日は庄内版「ウユニ塩湖」なんて呼ばれてるのだそう。

鶴岡駅までは歩いて向かいました。
ゆっくり歩いて30分ほどなので、
チェックアウト後の散歩にはほど良い距離。

10時52分発の酒田行きに乗って
今日は酒田へと向かいます。

列車には5人ほどしか乗っていませんでしたが
鶴岡駅からは20人ほどが乗り込みました。

酒田までは各駅停車で30分ほど。
庄内平野のど真ん中を走っていきます。

田んぼの真ん中に佇む北余目駅。

鳥海山が見えてきました。

山形県一の大河、最上川を渡ります。

11時24分、定刻通りに酒田到着。

酒田駅はシックな色合いに塗り替えられていました。

酒田駅前のバス停へと移動し、
11時36分発の「湯の浜温泉」ゆきに乗車。

15分ほど市街地をぐるぐると回り、
目的地である「山居倉庫前」に到着しました。

路線バスはかなり蛇行して走るので
駅から直接歩いても25分ほどで到着できるようです。
無料のレンタサイクルを活用するのも良さげ

山居倉庫。
けやき並木と黒塗りの倉庫群が素晴らしい。

ずっと生で見て見たかった場所の一つなので
ここは素直に感動しました。

倉庫の西側に立ち並ぶ大きなけやき並木は
日本海からの季節風や日差しを遮る役目を果たしたのだそう。

石畳の道が続く、素敵な遊歩道でした。

ちなみにこの山居倉庫の遊歩道は
倉庫群の「裏側」に当たるため、
観光客の姿はかなり少なめです。

案内も小さく出ているだけなので、
もしかしたらここを見ずに山居倉庫を後にしてしまう人もいるのかも?

山居倉庫の表側へ出てきました。

こちらには庄内米歴史資料館や
酒田市観光物産館などがあり、賑わいを見せています。

新井田川にかかる山居橋。

山居橋を渡った場所から山居倉庫方向を眺めたところです。

海沿いを歩いて、日和山公園へと向かってみました。

日和山公園のそばにあった芭蕉道。
酒田と鶴岡を結んでいた道なのだそうです。

日和山公園には北前船が展示されていました。

この船が北海道と大阪を行き来することで
その経由地である酒田の街は大いに発展したんですね。

公園の池は日本海に見立てられていて、
池の周りには尾道や倉敷などの街の名前もありました。

眺めのいいところまでやってきました。

最上川の河口や港まで見渡せる展望台。

暑くて汗だくになってしまいましたが、
酒田の歴史を感じされる素敵な公園でした。

帰りは酒田駅まで歩いて戻りました。

「北前横丁」という屋台村がありました。

アーケード街までやってきました。
この辺りが酒田のメイン通りぽい感じ。

左側に建つ建物が「マリーン5清水屋」という
庄内地方唯一の百貨店だった建物。
2021年7月に閉館したばかりだそうです。

「清水屋」という看板が街の至る所から見えたので
本当に酒田のシンボル的な存在だったんだろうなぁ。

日和山公園から約2.4kmほど歩き、
酒田駅まで戻ってきました。

今の時刻は14時ごろ。
これから乗車する海里の出発は15時なので
駅の反対側にあるラーメン店「味好」にて
昼飯がてらラーメンをいただくことにしました。

しょうゆラーメン(700円)と半チャンセット(300円)

奇をてらわない王道のしょうゆラーメンと、
文句なしにうまいチャーハンで大満足。
更に両方とも量が一般の1.5倍ぐらいありました。

14時を過ぎてもひっきりなしに客が入って来て
地元の人たちにかなり愛されているお店であることが伺えました。

余談ですが、山形県は一人当たりのラーメン消費量が
日本一多い県で、中でも酒田市は特に消費量が多いのだそう。

お腹もすっかり満たされたので、
酒田駅へ戻り、いよいよ海里へと乗車です。

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