サロベツ原生花園に到着しました。
観光案内所のおばちゃんから、豊富駅からは30~35分ほど、と聞いていましたが、
写真を撮りながら進んでちょうどその位でした。
ビジターセンターの中を抜けると、すぐ木道が始まります。
どこまでも続くように広がる湿原は、山手線の内側より広いそうです。
木道は一番遠いコースを歩いても1km程とかなりお手軽。
途中には湿原を眺めながらひと休みできるスポットもあります。
サロベツ原生花園の見頃は、黄色いエゾカンゾウが咲き乱れる6月。
この時期はすでに秋の花々が見頃となっていました。
サロベツ原生花園を一望できる展望台もあります。
天気がもっと良ければ、利尻島の利尻富士もかなり間近に見ることができます。
湿原が黄色に染まる初夏にも訪れてみたくなりました。
レストハウスで豊富牛乳とソフトクリーム(ソフトアイス?)をいただきました。
セイコーマートで売っている牛乳は、ここ豊富町のものです。
この大自然に囲まれれば、どちらもとびきり美味しいに決まってますね。
帰りは25分で豊富駅に戻りました。
自転車を借りた観光情報センターで、稚内までの乗車券を買えるか尋ねると、
豊富町民限定の乗車券があるから、これを使ったらいいよと教えてくれました。
宗谷本線の普通列車の減便にあたり、
JR北海道が地域住民の救済策として発売している乗車券のようで、
稚内まで特急料金込みで1,550円のところ
940円で乗ることができます。
発売は駅ではなく町に委託されているとこのことで、
豊富町では観光情報センターであれば誰でも購入&利用ができるそうです。
豊富駅の時刻表。
数年前より普通列車の本数が激減しています。
豊富駅の待合室。
無人駅ですが、駅の中にはレストランが併設されており、いい匂いが漂っています。
豊富駅のホームから見た、きれいな空。
爽やかな北海道らしい風も吹いていました。
コメント
豊富町民限定の乗車券があるとは知りませんでした。
自分も次回は観光情報センターで購入します。
町民限定の乗車券、宗谷本線の減便に合わせて登場したらしいので、割と最近の施策のようです。幌延~稚内や、天塩中川~名寄にも設定があるそうですよ。普通乗車券にプラス10円で特急に乗れるのはかなり大きいですよね。