お盆休みの北海道旅行 2016 その8

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留萌駅からは1987年まで羽幌線が日本海を北上して幌延まで延びていました。

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その名残から駅舎やホームはとても広くて立派な造りですが、
今の留萌駅の利用者数は1日わずか55人。
駅が立派すぎて逆に寂しい感じすら覚えます。

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階段とホームの境目には雪避けのカーテンがつけられていました。
冬の猛吹雪は想像を絶するものがあります。

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今年の12月に廃線となる留萌~増毛間の1日1キロ辺りの輸送人員はわずか39人。
通勤で使っている南武線が20万人、
地元の本宮駅を含む東北本線の新白河~福島間ですら9,000人なので
39人という数字がいかに鉄道として無理な数字かが分かります。

ましてや北海道の場合、冬は1日に何度となく除雪もしなくてはいけないわけで
なのに1日39人しか利用してもらえないのでは廃線もやむなしという感じでしょう。

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帰りは来た道を戻り、途中の箸別駅で深川ゆきの列車を見送りました。

箸別駅は増毛駅から徒歩でも来れる距離なので、
増毛駅から歩いてきてここから乗る人もいました。

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こうしてこの駅から列車を見送れるのも、もう最後になるんだなぁ。

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最後は岩尾温泉「あったま~る」に入って、札幌に帰りました。

露天風呂から日本海の水平線に沈んでいく夕陽が見えて、とてもきれいでした。

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