6時13分の南武線に乗って、まずは川崎へ向かう。
夜がようやく明けつつあった。
川崎駅で京浜急行に乗り換え。
駅前の信号、めっちゃ長くてソワソワ…。
羽田空港には7時26分に到着した。
とかち帯広空港行きは7時55分発なので、まっすぐ手荷物検査場へ。
早くも優先レーンの対象となっていた。
搭乗口に向かうと、すでに搭乗が始まっていた。
数日前に空席情報を見ていたら、一番後ろの座席が取れた。
さすがJAL。普通席でもテンションが上がる高級感だ。
富士山と東京スカイツリーのツーショット!
シュッと鋭く海に突き出すのは襟裳岬。
北海道の屋根、日高山脈。
もりもりと隆起した山は本当に迫力がある。
でっかい平原が見えてきた。
山に向かって全てがきれいに一直線!
旭川空港に下りるときに見える、ウネウネした美瑛の丘とはまた全然違った風景だ。
粉をまぶしたような美しい大地に、そっと着陸。
9時40分に「とかち帯広空港」に着いた。
年末年始は大雪に注意って報道されてたけど、帯広は快晴。
雪は拍子抜けするぐらい少なかった。
空港の案内所で「ビジットトカチパス」の2日パスを購入。
十勝エリアの十勝バス・拓殖バスの全線に乗れて、1日パスは1,500円、2日パスは2,500円だ。
今日はぬかびら源泉郷まで向かうので、それだけで2,330円。
然別湖、陸別、広尾あたりに行くのにも使えるからかなりお得。
フリーパスなのに最初の10回は半券を切り離して使っていく必要がある。
半券が付いているのは利用状況を把握するためなのかな。
ちなみに10回目以降は一番左側の半券を見せれば乗れるのこと。
空港連絡バスは「帯広市内ゆき」と「帯広市内ホテルまわり」がある。
帯広駅周辺はどちらのバスでも行ける上に、所要時間に差がないにも関わらず、
ホテルまわりの方が圧倒的に空いていて、5人しか乗っていなかった。
もちろん宿泊客でなくとも乗車できるので、駅へ向かうならこちらがオススメ。
帯広駅へ向かう場合「ホテル日航ノースランド帯広」が最寄りのバス停だ。
シラカバ並木の続く道。
空から見るのもいいけど、こうして同じ目線で見るのもやっぱりいいね。
空港連絡バスだけで、北海道に来たんだなぁって思わせてくれる。
「北海道ホテル」に停車し、その次が「ホテル日航ノースランド帯広」。
ここで全員が降りた。みんな帯広駅に向かうために乗ってたのかな。
ホテルは帯広駅の目の前にある。
「ホテル日航ノースランド帯広(帯広駅)」に名前を変えるだけで、
ずいぶん乗客がこっちのバスにシフトしてくる感じがした。
ホテルの目の前にある帯広駅。街の玄関口にふさわしい立派な駅だ。
帯広駅近くにある「第一病院前」のバス停から、さっそくランチを食べに向かった。
なんとPayPayやd払いにまで対応してるらしい。帯広の路線バスすごい。
「第一病院前」から10分弱。「常盤通6丁目」で下車した。
こういう町内マップ、うちの地元にもあったな…。
自分だったら名前すら載せたくないと思っちゃう(笑)
バス停の目の前にある「ランチョ・エルパソ」。
地元ではけっこう老舗なレストランらしい。
手作りソーセージとか、地ビールなんかも製造してるみたい。
お店の壁は遊び心いっぱい、絵本の世界。
11時開店で10時57分頃に着いたので、1番乗り。
店内を見渡せる、とってもいい感じの席。スクリーンにはトムとジェリーが流れてた。
ランチメニューはこちら。
「どろぶたサーロインステーキ」ってネーミングに惹かれ、
一番贅沢な「鉄板ランチ」+150円でコーヒーを注文した。
鉄板がジュージューと賑やかに音を立てながら運ばれてきた。
どろぶたは、このお店オリジナルのブランド豚で、十勝の大地で放牧された豚のことらしい。
脂身も含めて全部美味しい。ベーコンもソーセージもあっという間に平らげてしまった。
帯広に到着して早々、幸せな時間が過ごせた。
お店の場所はこのあたり。
お洒落なレストランという印象だが、平日のランチタイムだったこともあってか男性の一人客も多く、
ひとり旅で気兼ねなく訪れることが出来そうだ。
帰りはバスで戻っても良かったけど、せっかくなので歩いて帯広駅まで向かってみた。
雪は無いけどやっぱり気温はかなり低い。
用水路のような川は、ほとんどが凍っていた。
緑ヶ丘公園。
シラカバ並木が美しい。ちょうどワンコがお散歩中。
ゆっくり30分ほどかけて、帯広駅のバスターミナルまでやってきた。
ここからぬかびら源泉郷へ向かう路線バスに乗車する。
ぬかびら源泉郷ゆきのバスがバスターミナルに入ってきた。
乗り場には15人ほどが既に並んでいて、思いのほか混んでいた。
駅の反対側にある長崎屋の前が始発のようなので、次回はそちらから乗った方が良さそうだ。
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