まず向かったのが貸切露天風呂の「母里の湯」です。
宿からはやや距離があるため、車で送ってもらってお風呂へと向かいます。
母里の湯は旅館大沼を代表するお風呂であり、ここだけは有料の予約制です。
予約する時のプランでここに入るか入らないかで1,000円の違いがあります。
鳴子温泉や宮城県のポスターに採用されることもあるほど風情たっぷりの露天風呂で
泉質も含塩重曹泉なので、肌がしっとりしてとても身体が温まります。
10人は余裕で入れる広さです。
この広さを貸切りできるなんて感動的!
17時15分~45分までの予約だったので、明るい時間~日暮れまで堪能できました。
ちなみに時間はチェックインした順らしく選べないみたいです。。。
30分が過ぎると、次のお客さんを連れて送迎車が迎えに来てしまうので
そそくさと着替えて車に乗り込み、宿へと戻りました。
なぜこんな遠くに作ったのか聞いたのですが
宿自体が温泉街の真ん中にあるために広い露天風呂が作れず、
けどどうしても宿主が開放的な露天風呂を作りたいということで
少し離れてはいるけれども近くの山の一角を買い取り、宿から引き湯をしてまで
この場所に露天風呂を設けたそうです。
さぁ、18時からは夕食の時間です。
部屋食ではなく一階の食事処での夕食でしたが、一人旅が他に3人もいたので
特にまわりを気にせず食事を楽しむことができました。
前菜には小鉢がたくさん。
仲居さんが一つずつ説明してくれます。
奥にあるのが豚肉とチンゲン菜の煮物です。
茶碗蒸し。
お刺身。
酢の物。
銀たら。
豚肉と春菊の鍋。
他に天ぷらも揚げ立てが出されました。
どれも冷たいものは冷たく、温かいものは温かく出していただき、
とても身体に優しく美味しいものばかりでした。
バイキングで自由に食べるのも良いですが
こうして旅館らしい食事をすると、心も洗われる感じがするというか、
本当に贅沢な時間を過ごしているという感じがしました。
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