観光地らしい温泉街がある鳴子温泉と違い、東鳴子温泉は湯治場の雰囲気。
小さな旅館や民宿、商店などが立ち並んでいます。
人通りは少なく、コンビニなどもありません。
そんな一角にあるのが、この旅最後の宿である「旅館 大沼」です。
玄関を開けると、品のいい女将さんがお出迎えしてくれました。
チェックインはゆっくり座って行い、その間に抹茶を立てていただきました。
小さなお茶菓子と共にいただく抹茶は、旅の疲れがふっと軽くなるような味でした。
館内は非常にセンスよく作られていて、
いろいろ工夫されているのが伝わってきます。
こけしがロビーの窓辺にたくさん置かれていました。
案内していただいた部屋は本館の「椿」。
一人で宿泊するには十分の広さです。
トイレは共同なのですが、洗面所が窓際に付いていました。
最近は共同トイレでもきれいな宿が多いので
トイレなしへの抵抗はなくなりましたが
こうして部屋に専用の水場があるだけでもかなり助かります。
部屋からの眺めはこんな感じ(笑)。
正面に湯治棟の部屋があり、開け放すとちょっと恥ずかしい感じです。
まぁ、温泉街の中なので仕方ないなぁー。
ちなみに湯治棟は4階まであるので、眺めが良いのは湯治棟の方だと思います。
宿には全部で8つのお風呂があり、そのうち5つが貸切風呂になっています。
部屋が全部で22部屋しかないのに、貸切できるお風呂が5つって贅沢ですよね。
さっそくお風呂へと向かうことにしました。
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