湯めぐり手形で湯めぐりができる宿は、
他にも5軒ぐらいありますが
もう夕方なので宿へ戻ってきました。
2時間ほど宿の内風呂に入ったり、
部屋でテレビを見てゴロゴロしたあと、
19時半から夕食。レストランでの食事です。
食事は17時半から30分刻みで選ぶ事ができ
食事なしや朝食のみのプランもあります。
一人旅の夕食はあまり得意ではないですが
従業員の方が迎えてくれたときの笑顔で
その緊張はかなりほぐれました。
レストランの中も山小屋風の素敵な雰囲気です。
まずは前菜、サラダから。
一品ずつの詳細は忘れてしまいましたが、
ほとんどが糠平温泉を含む、
十勝地方で生産された食材を使用していました。
長芋のふろふき煮。おでんの大根みたい。
普段、トロロでしか食べないので
とても新鮮な食感でした。
ニジマスのホイル焼き。
先程、前菜で出てきたカルパッチョも
サーモンではなくニジマスが使われてました。
ニジマスは川魚だけどクセがなくて好きです。
豚肉のちゃんちゃん焼き。
これでご飯を2回お替わりしてしまいました(笑)
最後にデザートをいただいて終了です。
とても従業員の方の雰囲気が良いレストランで
お客さんとの距離の取り方が絶妙というか
事務的すぎずフレンドリーすぎずで
本当にゆっくりした夕食タイムでした。
料理の味もとても良かったです。
ごちそうさまでした!
食事を終えると、あとは寝るまで自由時間。
まだ入っていなかった露天風呂へ向かいます。
露天風呂へ続く回廊は、間接照明が
所々に配置されていて、とてもいい雰囲気。
ただし、外廊下なのでめちゃくちゃ寒い!
その先に待つ温泉が恋しくなります。
ちなみに、この回廊とその先の露天風呂も
宿主の手作りで最近完成したそうです。
露天風呂は最高でした。
凍てつく寒さの中、雪がちらほら降り、
聞こえてくるのは源泉が湯船に流れ込む音だけ。
これぞまさに冬の雪見露天風呂という感じ。
星釦という手動で操作できるボタンがあり
このボタンを押し込んでいる間だけ、
露天風呂の照明を全て消すことができます。
押してみると…満点の星空が!
と言いたい所ですが、雪が降っていたのもあり
星は雲の隙間からちらほら見えるぐらい。
それでもこういう仕掛けってわくわくしますよね。
この日は-10℃以下まで下がりました。
糠平温泉の冬としては暖かい方らしいですが
雪は結晶のままキラキラと降り積もります。
積もった雪に、少し目を凝らすだけで、
きれいな雪の結晶が見えて感動しました。
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