冬の北海道 年越し旅 その22

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然別湖行きのバスは牧場地帯を抜けて
次第に山に近付いていきます。

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車道を示す矢印が北海道らしいですね。
道路にも昨夜の雪がサラサラと積もって
その下はブラックアイスバーン。
こういう状態が一番危ないそうです。

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本格的に山道へと入っていきます。
この道は然別湖から先も続いていて、
30日に宿泊した糠平まで行けるのですが
然別湖から糠平温泉までの道はとても狭く
路線バスは運行されていません。
また冬は積雪のため通ること自体ができません。

ここが通れるようになると、
糠平温泉で宿泊したあとすぐに、
然別湖観光も楽しめるんだけどなー。

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スキー場みたいなまっすぐな道。
もはや路線バスが走る車窓ではないです。

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扇ヶ原展望台。然別湖までの区間では
最も標高が高く、十勝平野を一望できます。
今日は雪で少し煙っていますが
天気がよい日はとても眺めが良さそうです。

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間もなく峠を越えます。
山肌が迫り、迫力ある風景が広がります。

運転手さんと自分だけというのをいいことに
「うわー!」とか「すげー!」とか
ほぼドライブ旅のように盛り上がってしまいました(笑)

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ここが道中で最も標高が高い扇ヶ原峠。
然別湖はこの峠を越えた裏にあります。

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峠を越えると、この区間で最も狭い
1.5車線の下り坂がしばらく続きます。
路肩にはガードレールも一切なく、
その向こうは険しい崖のため
すれ違うときはとても気を遣うそうです。

よくこんな道を路線バスが行くなぁ…。

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最後にトンネルを抜けると、宿が見えてきて
ようやく然別湖に到着です。

ここまで楽しい旅を共にしてくれた
運転手さんに深く感謝しつつ、
帯広駅で取った整理券を渡して下車しました。
もちろん無料でした。

帯広駅からここまで約100分。
途中誰一人乗り降りすることなはく、
そのおかげで楽しいドライブになりましたが
こんなにガラガラではこの先が不安です。

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然別湖は北海道で最も高い標高810mにあり
すでに完全に凍りついていました。
中央の山がシンボルのくちびる山。

波が立たず水面が全く動かないので、
時間が止まった絵のような風景です。

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今日の目的地である「風水」へ。
然別湖にある二軒の宿のうちの一軒です。
然別湖にはもう一つ「福原」という宿があり
この二軒の宿からの負担金によって
無料バスの運営が成り立っているそうです。

各宿に専用の送迎バスがない代わりに
路線バスと併用ということなのでしょうね。
日帰り客としては日中も走っているし
予約も不要なのでこの方が助かりますが
今日の利用状況を見る限りでは
それが集客に繋がっているかは微妙です。

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