廃止危機の路線 日高本線

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日高本線は苫小牧から様似までを結び、太平洋に沿って走る海沿いの路線です。

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キハ40系により運行されていましたが、
度重なる低気圧や台風の襲来により、
沿線が被災し、現在は全線で運休、代行バスでの運行となっています。

復旧にはJR北海道や沿線自治体では対応できないほど、
多額の修復費がかかると見られており、実質このまま廃止になると見込まれています。

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日高本線の車窓は、とても素晴らしいです。

厚賀~大狩部~節婦のあたりは、海岸線に沿うように進み、
列車でしか見ることのできない絶景区間を走ります。

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よくレ・コードの湯に入りに行った新冠駅です。
今も駅からの無料送迎はやっているのかな。

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静内駅でレンタサイクルを借りて、二十間道路桜並木を見に行ったこともありました。

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日高地方は日本最大のサラブレッドの産地でもあります。
あちこちに牧場があり、サラブレッドをたくさん見ることができます。

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牧場に囲まれた中、窓を開けて乗る列車は気持ちいいものです。

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絵笛は牧場の真ん中にあり、とても絵になる駅です。

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元・日高支庁の支庁所在地であった浦河町の中心にある浦河駅は
静内駅と並び、沿線随一の大きな駅です。

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アポイ岳が正面に立ちはだかる様似駅で、日高本線の線路は終わっています。

ここからは路線バスで襟裳岬や広尾を経て、帯広方面へと向かうことができます。

日高本線は大好きな路線だったので何回も乗りました。
ただ何回乗っても、観光で利用する回数には限界があります。
日高本線は130kmを超える長大路線にも関わらず、
沿線人口は始発の苫小牧を除くと10万人にも満たず、鉄道にはとても厳しい区間です。
叶わぬ夢かもしれませんが、また乗れる日が来たらいいなと思ってます。

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