八代行きの普通列車が入線してきました。
817系という車両のようですが、真っ黒なフロント部分がカッコいいですね。
いかにもJR九州の車両って感じがします。
座席は転換クロスシートが整然と並び、
どこに座っても快適に車窓が眺められます。
こういう車両が東日本にもあればなぁー。
窓も一枚窓で大きく、とても開放的な車内。
車窓いっぱいに新緑の山々が見えました。
八代駅までの区間は新幹線が開業したのちも
在来線がJRとして残っただけあって、それなりに乗客が多い駅が続きます。
40分ほどで終点の八代に到着しました。
ここから先の海沿いの区間は、JRではなく肥薩おれんじ鉄道となります。
八代から先も、元々は鹿児島本線として鹿児島まで繋がっていた路線ですが
九州新幹線開業によって、この八代駅から
鹿児島の川内駅までが第三セクターとなっています。
JR八代駅。昔ながらの駅舎って感じです。
こちらが肥薩おれんじ鉄道の八代駅。
一応、駅舎は別々になっていますが、乗り換えは外に出ることなく
同じホームを歩いていくだけで乗り換えができるようになっています。
写真を撮っているうちに一本前が行ってしまったので、次の列車に乗りました。
「ゆうゆうトレイン」と名前がついていて
速度を落として走る列車のようです。
北海道で言うところの「ノロッコ号」ですね。
乗客はなんと自分だけ(笑)。
GWのまっ只中、しかものんびり走る観光列車としての運行なのに貸切とは。。。
いかにこの区間の経営が厳しいかを出発時点で強く感じずにはいられませんでした。
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