同居人と行く広島・宮島1泊2日の駆け足旅

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12月18日、19日の週末を利用して同居人と一緒に広島へ行ってきました。

今回は同居人の好きなアーティストのライブが広島であるということで、
自分はそれにくっついていくという形の旅行でした。

初日はライブまで体力を温存したいということで、飛行機は午後便を予約。
すっかり日が昇りきった11時過ぎの南武線で羽田空港へと向かいました。

新幹線の旅行パックは3万円以上ばかりだったのですが、
飛行機だとだいぶ安く、楽天の「楽パック」で往復航空券+ホテル朝食込で一人25,200円でした。

12時過ぎに無事に羽田空港に到着。

丸亀製麺でさっと腹を満たして、搭乗手続きを済ませます。

13時05分発のANA便で広島空港へ。

窓際から埋めていくので、最初はガラガラでしたが、
どんどん人が乗り込んできて、最終的には7~8割は埋まっていた気がします。

定刻に羽田空港を出発。
こうやって上空から見る東京ってほんとカッコいいよなー。

この大都市の一部に自分も暮らしていることが誇らしく感じます。

眼下に富士山がくっきりと見えました。

鬼滅の刃デザインの紙コップに入った珈琲。

普段はオレンジかピンクの飛行機ばかりなので、
飲み物のサービスがあると途端に嬉しくなっちゃいますね。

次第に瀬戸内海の風景が見えてきました。

眼下の港町は尾道かな?

14時35分、広島空港に到着しました。

広島空港からはリムジンバスで広島市街地へ。

乗車運賃は片道1,370円ですが、往復だと割引が効いて2,480円になります。
今回はデジタルチケットの「MOBIRY」を利用して乗車券を購入し、
スマホの画面を提示して乗車しました。

バス乗り場には飛行機を降りてすぐに向かったので
問題なく座ることができましたが、バスが乗り場へ入ってくる頃には長蛇の列ができており
満席の状態で広島空港を出発しました。

バスの車窓から見えた滑走路への誘導灯。

広島空港の周辺は、所々に雪が残っていました。

広島空港から広島市内までは55kmほどの道のり。
東京であれば東京駅から高尾駅よりも遠いわけで、
中心都市からここまで遠い空港も珍しいですね。これより遠いのって大分空港ぐらい?

16時過ぎ、無事に広島バスセンターに到着しました。

同居人はライブ開始までホテルで待つということなので、
ひとまず一人で街の散策に出かけることにしました。

原爆ドーム。実は間近でしっかり見るのは初めてでした。

人類史上初の原子爆弾投下により、建物内の人は全員即死だったのだそう。
改めて戦争がないことのありがたみを実感します。

本当は平和記念資料館も見学してみたかったけど、17時閉館だったので
こちらはまた次回の宿題となりました。

原爆ドームのすぐ隣にある「おりづるタワー」へと昇ってみることにしました。

入場料1,700円を支払ってゲートへと向かいます。

おりづるタワーの高さは51mほどしかありません。
それでいて1,700円というのは、一瞬躊躇する気持ちもありましたが、
旅先での財布は基本的に緩みっぱなしなので遠慮なく(笑)

正規料金1,700円を支払って、ゲートの中へと入りました。

ちなみにチケットは当日中は有効なので、
一度退場した後の再入場も可能なんだそうです。

展望デッキまではスロープで上がることもできるようです。

特に混雑している様子はなかったので、
往路は体力温存のために、安心のエレベーターを使いました。

屋上階に到着。

10段ほどの短い階段を上がると、その上が展望デッキ「ひろしまの丘」です。

ウッドデッキの開放的な展望台が迎えてくれました。

丸いドームは季節限定で開催されている「マチナカ DOME CAFE」。

温かいドームの中でコタツに入りながら景色が楽しめるんだそうです。

展望フロアには「握手カフェ」というカフェがあります。

身体が冷えてきたので、ほうじ茶ラテを購入しました。

座り心地の良い椅子に座って、もう少し暗くなるのを待ちました。

こちらは北側を向いた状態。広島城や広島グリーンアリーナなどが見えます。

南側にも同様の椅子あり。

こちらは平和記念公園や原爆ドーム、遠くには瀬戸内海も見えました。

一つ下の階にある「おりづる広場」へ降りてみます。

1階から展望フロアまで続くスロープ。

帰りはすべり台「くるくるくーる」に乗って、
1階まで滑り降りることも可能です。

非常用のスロープを活用してるそうですが、
これはかなり面白い取り組み!

12階の「おりづる広場」。

原爆ドームに関する資料が掲示されていたり、
折り鶴を実際に折って投下したり(将来的に折り鶴の壁になるそうです)、
様々な体験をすることができるフロア。

原爆の爆心地となった場所(病院)についての説明があり、
現在の建て替えられた新しい病院の建物も見ることができました。

次第に外が暗くなってきたので、展望フロアへ戻ります。

すでに17時半頃でしたが、やはり東京に比べると日暮れが遅いですね。

誰もいないドームの中を少し覗いてみました。

あ、これは私は入ってはいけない場所だと察しました(笑)

ずっと外気に当たっていてすっかり身体が冷え切ってしまったので
路面電車に乗って温泉へ行くことにしました。

「原爆ドーム前」の電停から路面電車に乗ったのですが、
行き先が4種類もあって、それが山手線以上の間隔でどんどん入って来ます。

行き先を確認しているうちに、本来乗るべきだった、宮島口ゆきを逃してしまい、
この後たくさんの電車を見送る羽目に…。

30分ほどかけて、楽々園(らくらくえん)という駅まで乗車しました。

電停や駅の数が、並走するJR線に比べてかなり多いのと、
乗客がなかなか減らず、ずっと立ちっぱなしだったので、かなり疲れました。

広島の中心市街地では路面電車だった鉄道は、広電西広島駅を境に専用軌道となり、
電停ではなくしっかりとした駅の様相となります。

楽々園は近くに大型商業施設があるので、利用者はかなり多いようです。

徒歩7分ほどの場所にある「塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園」。

源泉かけ流しをウリにしている広島のスーパー銭湯です。

中心部からもう少し近い場所にも「宇品天然温泉 ほの湯」という姉妹店がありましたが、
こちらの方が口コミが良かったので、こちらを選んでみました。

かなり大規模な温泉施設で、入口はテーマパークのような構造でした。

内湯のみの入浴なら450円、露天風呂を含むすべての浴槽に入浴する場合は850円と、
入浴できる浴槽の種類で料金設定が変わるという面白いシステム。

リストバンドにはバーコードが付いていて、館内は全てバーコードによる決済、
退店時に全てまとめて清算するという仕組みになっていました。

源泉かけ流しの露天風呂は最高でした。
熱めと温めの湯船があるのですが、両方ともじっくりと20分ぐらいずつ入って、
周囲から聴こえてくる広島弁の新鮮さに、旅の情緒を感じていました。

地元の人しかこないような場所って、
こういう雰囲気を味わえるのがいいんだよなぁ。

ちなみに「ほの湯」では露天風呂だけが温泉を使用していて、
内湯はすべて沸かし湯となっていたので、
ここではぜひ850円を払って露天風呂にも入っていきましょう。

同居人からライブ終了のお知らせが来たので、急いで中心部へ戻りました。

広島に来たんだからお好み焼き食いたい!と思って、
お好み村という場所に来てみました。

札幌でいうところのラーメン横丁的な場所なのでしょうか。

しかし実際にお店に行ってみると、どのお店も満席。

ライブ終了後に待ち合わせをしたのが21時過ぎで、
広島で最も有名な「みっちゃん」が既にラストオーダー時刻を回っていたので、
他のお店のアテもなく、結局お好み焼きを食べるのは早々に諦めました。

んで、結局ふらりと入ったのが「スペイン居酒屋 アニモ」

ムール貝のワイン蒸しや

スペインオムレツ。

広島もみじ豚のポークカツレツ。

海鮮パエリア。

どれも非常に満足度の高い逸品ばかりで、
お好み焼きショックはすっかり吹っ飛んでいました(笑)

22時過ぎにふらりと入ったにもかかわらず、
スペインで実際に修行していたというご主人が優しく迎え入れてくれて
とても居心地の良いお店でした。

広島でスペイン料理のイメージは全くないかと思いますが、
もし機会があれば行ってみて下さい。

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