秋の庄内旅 スイデンテラスに泊まり、海里に乗る その1

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10/9〜10の週末を利用して、山形県の庄内地方へと旅行へ行ってきました。

庄内地方を旅するのは今回が初めてです。

今回は上越新幹線と羽越線を乗り継いで
鶴岡・酒田を往復するため、
乗車券は「週末パス」を購入しました。

えきねっとの「お先にトクだ値」と
全体の交通費を比較したところ
若干ですが週末パスの方が安かったです。

◆お先にトクだ値利用
府中本町~大宮:650円×2(普通乗車券)
大宮~新潟:6,570円×2(トクだ値 35%割引)
新潟~鶴岡:3,160円(トクだ値 30%割引)
鶴岡~酒田:510円(普通乗車券)
酒田~新潟:3,880円(海里指定席+乗車券)
合計:21,990円

◆週末パス利用
乗車券:8,880円(週末パス)
特急券(大宮~新潟):4,830円×2
特急券(新潟~鶴岡):940円(乗継割引)
海里指定席:800円
合計:20,280円

いずれにせよ、往復2万円超えですから、
庄内地方というのは東京から遠いんだよなぁ。

ちなみに今回はひとり旅ではなかったので
早朝の出発ができませんでしたが、
もし山形新幹線回りで新庄まで行ければ
JR東日本の株主優待券を1枚だけ入手し
往路を新庄まわりにするというのも手です。

◆株主優待券利用
乗車券(府中本町~新庄~余目~新潟~大宮):7,320円(株主優待)
乗車券(余目~酒田):240円×2
乗車券(大宮~府中本町):650円
特急券(大宮~新庄):3,440円(株主優待)
特急券(新潟~大宮):4,830円
海里指定席:800円
株主優待券:2,700円(ヤフオク相場)
合計:20,220円

大宮から上越新幹線「とき311号」に乗車します。
「この列車は新潟まで止まりません。」と表示されている通り、大宮~新潟間ノンストップ便です。

E7系が入線してきました。

高崎を通過。

車内は2~3割ほどの座席の埋まり具合です。

もう誰も途中から乗り込んでくることはないので
車内の乗客の動きも少なく、非常に快適です。

北陸新幹線と分岐します。

上毛高原で先行する「とき309号」を追い抜き、
長いトンネルを抜けると越後湯沢。

ここを通過するのはかなり新鮮です。

新潟県第二の都市、長岡も軽快に通過。

越後平野が広がってきました。
急速に天気が回復して、すっかりきれいな青空に。

左手に見えているのは角田山弥彦山です。
※コメントいただき、ありがとうございました

1時間15分ほどで終点の新潟に到着。

大宮駅を5分遅れで出発したのですが、遅れは取り戻せず、結局5分遅れのままだったので、元々のダイヤがかなりギリギリなんですね。

80万人近くが暮らす政令指定都市だけあって
高層ビルやマンションが立ち並ぶ大都市です。

新潟駅ではすぐ隣に在来線ホームがあり、
階段の昇り降りをすることなく、
特急「いなほ」との接続が行われます。

ちなみに反対の新幹線ホーム側の扉も開くので
私鉄の駅のように両側の扉が開くという
新幹線では珍しいタイプの終着駅だなと思いました。

途中で遅れを取り戻せなかったため、
乗換改札での自動改札機は開放されており、
すぐに在来線へ乗り換えるよう案内されました。

ここからは特急「いなほ」に乗車します。

常磐線の「フレッシュひたち」で使われていた
E653系という車両が使われています。

先日、山梨に行く時に乗った「かいじ」のように
最新式の特急に比べると、ちょっと年季を感じます。

隣のホームには越後線の115系が停車中。

この車両もずいぶん遠くまで来ないと見れなくなりましたね…。

定刻より3分ほど遅れて新潟駅を出発。

ほどなくして川幅の広~い「阿賀野川」を渡ります。

大宮駅のエキュートで買ってきたフルーツプリンを食べました。

大宮から鶴岡までは3時間半ほど掛かりますが
新潟駅での乗り継ぎがわずかなので
大宮駅で少し食料を調達しておくのがオススメです。

しばし田園風景の中をひた走ります。

右手の車窓はこんな感じ。

新潟から酒田・秋田方面へ向かう場合、
A席が海側、D席が山側となります。
窓枠が広く確保できる偶数番号の席がオススメです。

途中、たくさんの川を渡っていきます。
河川敷では釣りを楽しむ人の姿も。何が釣れるのかなー。

村上を過ぎたあたりから、日本海に出ます。
遠くに見えている島は新潟県の離島、粟島です。

この辺りは「笹川流れ」と呼ばれ、
とても風光明美な風景が続きます。

家は、海と山の間の狭い土地に身を寄せ合うように立ち並んでいます。

府屋を過ぎると、山形県へと入っていきます。

あつみ温泉〜五十川間の車窓からは一際大きな岩(暮坪の立岩というそうです)が見えました。

小波渡駅を過ぎると、線路は次第に日本海に別れを告げて内陸へ。

線路の両側に庄内平野が広がってきました。

東北で二番目に高い山である鳥海山(標高 2,236m)が見えてくると、鶴岡の街はもうすぐです。

12時48分ごろ、定刻より4分ほど遅れて鶴岡駅に到着しました。

途中駅での乗り降りはかなり少なかったのですが、鶴岡では半分近い人がどっと下車しました。

今日は、これから宿泊するホテル「SHONAI SUIDEN TERRACE」へと向かいます。

コメント

  1. カナロア より:

    鶴岡は親戚が住んでいるのですが行ったことがないんです。
    何年か前に親戚と会ったとき、飛行機の直行便がなかったので北海道は近そうですごく遠いと言っていました。

    ちなみに、写真の山は角田山(かくだやま)です。
    弥彦山はその南側、写真には写っていませんが左側の頂上にアンテナがいっぱい立っているのが目印です。

    • さわやん より:

      庄内⇔新千歳って航空便がありそうなのにないんですね。
      親戚を含め、庄内の方が北海道に来るとしたらどういうルートになるんだろ…

      鶴岡を含む庄内地方は交通の便が悪くて陸の孤島と呼ばれていたそうですね。
      その分、地方の文化がしっかりと残っていると感じました。

      弥彦山の件、ご指摘ありがとうございます!
      ほんと言って頂いて助かりました^^ (サイトの方は角田山に修正済みです)

  2. カナロア より:

    親戚と会ったときは旭川でしたが全行程を鉄道利用して半日がかりで大変そうでした。

    家族が行ったときは仙台まで飛行機、仙台から鶴岡まで高速バスというルートを使ったそうです。

    弥彦山は先日行ってきたばっかりなのでよく覚えています。(某有名鉄道系Youtuberの間違えていました。)

    • さわやん より:

      鶴岡から旭川を全行程鉄道ですか!
      うーん、確かに仙台まで高速バスで向かって
      また新千歳空港から旭川までの移動を考えると
      もう全部陸路で行っちゃえーって感じになるのも分からなくはないですね。

      弥彦山の件はほんと何も疑わなかったので
      教えてもらって助かりました!YouTuberの方は気付いたのでしょうか(笑)
      越後平野にそびえる山=弥彦山という勝手なイメージだったので
      コメント貰えなかったらずっと自信たっぷりに間違い続けてるところでした…

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