バスターミナルからみたJR・島原鉄道の諌早駅。
西九州新幹線の開業を秋に控え、駅舎は非常に立派なものでした。
諌早駅と小浜温泉の位置関係はこんな感じ。
島原鉄道は反対側の海岸線を走っているので、小浜温泉へは路線バスで向かいます。
洗練された感のある鉄道駅に対して、バスターミナルはレトロ~な感じ。
旅行者としてはこちらの方が興奮します(笑)。
諌早駅から小浜温泉までのバスは2系統あります。
1時間に2本あるので、12時50分の雲仙ゆきは逃しちゃったけど、
13時05分の口之津車庫前ゆきという便がありました。
バスが到着したら扉を開けて乗車するスタイル。
風雪の厳しい北国ではよく見かけるけど、九州にもこういうバス停はあるんですね。
13時05分発の口之津車庫前ゆきに乗車。
同乗したのはわずか1人だけで、ようやく快適なバス旅ができそうです。
愛野駅付近までは、バスと島原鉄道がほぼ並走して走ります。
愛野のバス停では、島原方面へ向かう方はここで乗り換えるようアナウンスが流れました。
愛野では、島原方面からの乗り継ぎ客を2名乗せ、バスはいよいよ海岸線へ。
愛野展望所を通過。
その名前から、恐らくとても眺めの良い場所だと思うのですが、
今日は空気がぜんぜん澄んでおらず、ほとんど景色は見えませんでした。
愛野展望所を過ぎ、次第に標高を落としていきます。
右手の車窓には東シナ海が見えてきました。
車窓の左側は、棚田のような風景が広がっていました。
ちょっと普通の棚田と違うのは、まわりが全部石で固められているところ。
これはどういう意味があるんだろう?
諌早駅を出発して約45分。小浜温泉の町並みが見えてきました。
14時03分、小浜ターミナルに到着しました。諌早駅からはちょうど1時間ですね。
今日は平日で、フリーきっぷなどの発売がないので現金1,000円を投入。
遠くに湯けむりが上がっていて、温泉気分が高まります。
まだ昼飯を食べていなかったので、とってもお腹が減りました。
バスターミナルの中にある「レストランニュー小浜」でいただくことにしました。
「ニュー」が付くとこ大抵「オールド」ってあるあるです(笑)
10分ほどで「からあげちゃんぽん」(700円)が到着!
待っている間、キッチンの奥で野菜をトントンと切る音や、
から揚げを揚げる音が聞こえてきて、
「あー、ちゃんと丁寧に作ってくれてるんだなぁ」と嬉しい気持ちになりました。
スープはリンガーハットに比べると、あっさり系。
その分、ガッツリと大きな唐揚げが3つも乗っていて、食べ応えは十分でした。
野菜もたくさん採れるうえに、から揚げが入ってるって最高ですね。
お会計を済ませて外へ。こちらが正面入口のよう。
バスの乗り継ぎが悪くてげんなりしてたけど、やっと元気になりました。
「レストランニュー小浜」の場所はこちらです。
ここからオバマストリートを歩いていきます。
カタカナで書くと、元アメリカ大統領みたいでカッコいい。
こちらが「OBAMA STREET」。
どこかアメリカの香り漂う街並み…と思いきや、
地面から湯けむり上がっちゃってます。
右手に見えている建物は小浜温泉の観光案内所。
こっちは「OBAMA」っぽいですね。
中へ入って、日帰り入浴の情報を訪ねると、
案内所の方がとても丁寧に各お宿の情報を教えてくれました。
春陽館。歴史がありそうな佇まいです。
海岸線に沿って遊歩道が延びていました。
至るところから、湯気もくもく…。
この辺は歩いているだけで蒸気浴ができちゃいそう。
湯気でかなり暖かいです。
せっかく小浜温泉に立ち寄ったのですから、日帰り入浴もしていきます。
今回立ち寄ったのは、こちらの「旅館 ゆのか」さんです。
フロントで入浴料金500円をお支払して館内へ。
ちなみに、Twitterで旅館ゆのかさんのアカウント(@yunokanmusuko)をフォローすると、
日帰り入浴が300円になるんだそう。最初に知ってれば良かったー!
お風呂は2階の大浴場と最上階の露天風呂がありましたが、
時間もあまりないので、今回はまっすぐ最上階の露天風呂へ直行しました。
エレベーターを5階まで上がると、小浜温泉の全景を眺めることができました。
露天風呂は最上階からさらに階段を登り、通路を進んだ場所にありました。
どうやら今回は貸切のようです。
脱衣所で着替えて、いざ露天風呂へ。
扉を開けると東シナ海がどーんと目の前に…。
「旅館 ゆのか」さんを後にして、目の前にある公園にやってきました。
後方の左側に見えているのが、さっきまで露天風呂に入ってた「旅館 ゆのか」さんです。
日本一の長さを誇る足湯「ほっとふっと105」というものがありました。
残念ながら、訪れた日は機械故障のため臨時休業中でした。
※3月23日より営業再開しているそうです!
「ほっとふっと105」に沿って続く、海岸線沿いの遊歩道。
漁火や夕日がきれいなんだそう。やっぱりこれは宿泊しないとですね。
蒸し釜コーナーがありました。
たまごやじゃがいも、エビやサザエなんかを蒸して食べられるんだそう。
食材はちょうどこの蒸し釜の向かい側にあるお店で売っていました。
温泉のパワーが凄いということの現れですね。
さて、そろそろ小浜温泉を後にする時間がやってきました。
日帰り入浴でお世話になった「旅館 ゆのか」さんの目の前にある、
「西登山口」バス停から雲仙行きに乗車します。
雲仙まではここから14km。もうすぐですね。
15時44分発の雲仙行きは、定刻より5分ほど遅れて到着。
本日の宿「民芸モダンの宿 雲仙福田屋」さんがある雲仙温泉へと向かいました。
コメント
お久しぶりです。
中国、四国、九州は行ったことが無いのでいずれ訪問してみたいですね。
雲仙と言えば普賢岳を思い浮かべます。
Twitterを拝見させていただきましたが異動されたのですね。
通勤先は変わったのでしょうか?
異動先や新しい仕事って慣れるまで大変ですけど無理なさらないでください。
自分は2月から新しい仕事に苦戦しながらもなんとか生きながらえています。
人生で初めてのリーダー業務ですが、人によって理解度に速度差があり、一部いうことを聞かない人もいてまとめあげるのが大変です。
ですが、これまでの逃げていたばかりの人生ではダメだと思い、一度でもリーダーを経験することも成長につながると考えて自ら立候補しました。
「できるできないじゃない。やるかやらないかのどっちか。」
とある漫画のセリフですが、これまでの自分に足りなかったことだなと心に響きました。
たまには息抜きが必要なので、無理やり有休を取って3月30、31日と東京ドームでの日向坂46のライブに行ってきました。
両日ともに5万人動員でコロナ禍以降初めてのフルキャパのライブ開催ということだったようです。
ドーム内の満員の観客でのライブを見ることができて、ライブの内容も感動的でこれから徐々に日常が戻ってきてくれると思うととても感慨深いものがあり自然と涙が出てきました。
周りの人たちもみんな泣いていてみんな同じ気持ちなのかなと思っていました。
声出し禁止、マスク着用(鼻出しマスクもいない)と全員がきちんと守っていて、とても安心して観覧できました。
なにより声出し禁止なので演者のパフォーマンスを純粋に楽しめてとても良かったです。
さわやんさんも異動先で慣れるまで大変だと思いますがあまり無理をなさらずにしてくださいね。
カナロアさん、おはようございます。ご無沙汰でしたm(__)m
Twitterも見て下さってたんですね。
こちら(ブログ)は海外からのスパムコメントが多くなり、
すっかりTwitter側にシフトしてしまってたので、コメントを頂けて嬉しかったです。
雲仙は私も普賢岳のイメージぐらいしかなかったのですが、
泉質が異なる温泉が海沿い、山沿いに点在していて
ローカル線の雰囲気もよくてなかなか素晴らしかったです。
カナロアさんが中国、四国、九州未踏の地とは驚きでした。
2月から新しい仕事でリーダーを初体験されてるんですね。
この歳になっても、まだ新しい経験をしようとするのは素敵だと思います。
私は気を遣いすぎて結局自分だけが残業したりして潰れてしまうのでダメでした(笑)
いずれにせよ一度経験してみることは今後の自分の進み方を決める上では必要な道ですね。
私は異動によって勤務先は来週から横浜に変わります。
10年ぶりの異動でキツいですが、週末の楽しみを生活の中心に置くと決めたので
仕事の方はテキトーにやろうと思います(笑)
来週から横浜での勤務開始で通勤が大変になりそうですね。
通勤時間はこれまでの倍くらいでしょうか?
10年ぶりの異動だと慣れるまで大変ですね。
自分も20代のころは3年おきくらいに転勤を繰り返していたので新しい職場になじむまで苦労していました。
家族持ちでなくても転勤は負担が大きいのですが、転勤ありの職業で勤務地を固定させると土着化してマイルールを押し付けてくるような人も出てくるので人の入れ替えは必要かなとも思います。(その会社の方針にもよりますが)
中国、四国、九州は行ってみたいですね。
公共交通機関がなさそうなのでレンタカーでの旅になると思いますが、今年あたり高知県の四国カルストに行ってみようと計画しています。
コロナ禍で自分の旅行スタイルもすっかり変わってしまって、最近では二次交通機関はレンタカーやカーシェアでの旅行になってしまいました。(車を借りるまでは新幹線とか特急ですが)
週末の楽しみのためにお仕事頑張ってください。