ビジットトカチパスでめぐる冬の十勝ひとり旅 番外編 飛行機欠航で札幌から東京へ陸路で帰った話

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札幌で無事に2022年という新しい年を迎えた。
北海道ひとり旅を無事完遂して、元日に東京に戻る予定だった。
が、しかし…北海道の冬はそんなに甘くなかった。

1月1日、お昼の時点で札幌駅前広場はこの有様。

この日の21時発の便に乗る予定だったため、念のため電話で確認を取ったところ、
「その便は今のところ定刻通りの運航予定です~」とのこと。

変更も現時点ではできないということで、一旦は天候の回復を待つこととなった。

ヤキモキしても仕方ないので、元日から営業している「北のたまゆら 桑園」へ。

ここに来るだけで一苦労。凄まじい吹雪だ。

おかげで雪見風呂は思いっきり堪能できた。

湯上り処から外の様子を見ていると、もはや恐ろしくて出る気も起きない。

そして私の搭乗予定だった飛行機も、無事に(?)15時過ぎには欠航となった。

北海道 大雪で元日の交通網に打撃 新千歳空港226便欠航 足止めされた乗客で混雑「早く帰りたい」
 1日の道内は、道央を中心に大雪となり、空の便やJRで欠航や運休が相次ぐなど混乱が続いています。

この日の新千歳空港は滑走路閉鎖により全体の6割に当たる233便が欠航。

年末年始の繁忙期という悪条件も重なり、Webサイトで予約可能な振替便はなんと5日後の1/6までなかった。

空港内はまさに阿鼻叫喚であっただろう…。空港に向かう前で良かった。

札幌駅へと戻ってきた。ひとまず本日の宿を確保。

飛行機は翌日1/2の便を旭川空港や帯広空港まで広げて探したけど空席はナシ。
キャンセル待ちを待ち続ける手もあるけど、帰れるか分からない不確実さが嫌だし、
何しろ空港のゴタゴタ感に巻き込まれたくない…。

「よし、じゃあ札幌から東京まで陸路で帰る!!」と決めた。

この時点で翌日の函館ゆきの特急北斗にはまだ余裕あり。
海側の席さえ確保してしまえば、噴火湾の車窓も楽しめそうだ。

さすがに新幹線は新函館北斗~大宮間を通しでは空席がなかったが、
新函館北斗~盛岡間では空席が多く残っていたため、ひとまず盛岡までの指定席を押さえた。
盛岡からは自由席付きの「やまびこ」が走ってるから、何とかなるだろう。

1月2日の朝を迎えた。昨日、札幌を襲っていた吹雪は収まっていた。

乗車券の発行が、えきねっとではどう設定しても予約ができず、
駅で発券する必要があったため、5時過ぎには札幌駅へ向かった。

駅に向かう途中、えきねっとを見ていたところ、
なんと昨日は一切空きがなかった新青森始発のはやぶさ号の指定が2席だけ空いていた。

これは大急ぎで確保だー!

というわけで駅の券売機で発券したきっぷがこちら。

2つの新幹線を乗り継ぐ形となってしまったため、
通しで買うより790円高くついてしまったが、座れることが最優先だ。

改札口が5時40分にオープンし、いよいよホームへ。

改札口の前には長~い行列ができていたので、
みんな北斗へ乗るのかと思いきや、多くの人が乗ったのは5時50分発の快速エアポート。

元々Uターン予定の人もたくさんいるだろうし、
キャンセル待ちや臨時便を狙う人も多いんだろうな。

自分が乗るのは6時ちょうど発の特急北斗2号。

以前はお馴染みだったキハ281系の北斗も今となっては少数派だ。

列車は7両編成。
自由席も出発10分前の時点では比較的余裕があるようだった。

指定席は満席とのアナウンスが流れていたが
新札幌を出発した時点では、まだ半分ぐらいの席が空いていた。

しかし、南千歳からは空港や近くのホテルで夜を明かした人が
どっと乗り込んできて、車内は一気に満席となった。

車窓は苫小牧を過ぎたぐらいから、少しずつ空が明るくなり、
東室蘭を出発する頃にはすっかり明るくなった。

室蘭本線の中で一番海に近い北舟岡駅。

豊浦~大岸間。

穏やかな噴火湾に沿って進む。

黒岩~山崎間。

雲の隙間から光が差してた。

山崎~八雲間。

以前は北海道新幹線「新八雲駅」の建設予定地という看板があったけど、
今の計画だとだいぶ内陸に建設されることになっているみたい。

八雲は北海道最西端の駅なのだそう(→木古内だと思ってた)。

石倉~本石倉間。

噴火湾の向こうに駒ヶ岳が見えてきた。

駒ヶ岳の麓に広がる大沼国定公園。この時期は真っ白。

7分ぐらい遅延はしたものの、9時20分頃に新函館北斗に到着。

ほとんどの人が降りて、北斗はガラガラの状態で函館へ出発していった。

9時35分発の「はやぶさ18号」に乗り込む。

出発して間もなく函館山が見えた。

10分足らずで木古内を通過し、あっという間に青函トンネルへと入っていく。

渡島大野(現在の新函館北斗)から木古内まで、以前なら10倍近く掛かっただろう。

東京までの指定席は満席。
でも盛岡や仙台など途中駅からの利用者が多いので、まだ席はガラガラだ。

一方、こんな状態にも関わらずデッキは既にギュウギュウ。
赤ちゃんを抱いたお母さんまで立っているのだ。

指定席が満席だったら必ず立たねばならないという意識があるが、
盛岡までは自由席のついた新幹線がないため、
特別に空いている席には座って良いというルールがある。

車内アナウンスでもそう言っているにも関わらず、ほとんどの人が座ろうとしない。

せっかく新青森までノンストップなのだから
ここで体力を温存してほしいのに…と、
ルールを知っている身としては少しもどかしかった。

青函トンネルを抜けて青森県へ。

向こう側に見えているのは津軽半島。

青森の街が見えてきた。

新函館北斗から1時間弱で新青森に到着。

「はやぶさ18号」の指定席はここまでしか確保できなかったが、
後続の「はやぶさ306号」の指定が取れたので、一旦ここで下車。

待ち時間の間、改札外にある「あおもり旬味館」をぶらぶら。

ついつい青森のお土産まで買ってしまった(笑)

「はやぶさ306号」は臨時の新幹線で上野行きだった。
1月号のJR時刻表には載っていなかったので、年末に急遽設定されたものらしい。
臨時列車というと既存ダイヤの間を縫って走るため、あまり速くないものが多いが、
「はやぶさ306号」は盛岡と仙台にしか停まらないので、
先ほど降りた「はやぶさ18号」とは27分差で新青森を発車するにも関わらず、
大宮では10分差まで追いつくなかなか速い新幹線だ。

新青森は快晴だったが、盛岡では雪が舞っていた。
13時50分、ついに大宮に到着した。関東の空気はやはり段違いに暖かい。
札幌から7時間50分の長旅だったけど、北斗の車窓は相変わらず見ごたえがあったし、
全区間で着席できたこともあって、実際にはそれほど苦行とは感じなかった。
一方、お財布の方はというと航空券の払い戻し7,140円に対して、
今回新たに購入した切符代が27,950円。トホホ…な出費である。

それでも今回は無事に家まで帰ることができて本当に良かった。

冬の北海道の雪のすごさ。
最近ちょっと忘れかけてたけど、やっぱナメちゃいかんです(笑)。

コメント

  1. カナロア より:

    陸路での帰宅お疲れさまでした。

    自分は12月27日に出発したのですが、エアポートから乗り換えた普通列車が白石駅のポイント故障で停車できなくて苗穂駅まで行って折り返しを案内されました。

    帰りは1月2日で乗った飛行機自体は欠航にならずに運行したのですが使用機材が特別な機体だったらしく、2時間近く遅れて時刻表上は後から出発する2便のほうが先に出発していきました。(ANAの国際線仕様でプレミアムクラスが多い機体)

    実家では久しぶりに雪かきしたのですが、雪の多さにヘロヘロになりました。

    • さわやん より:

      カナロアさんは無事に1月2日に北海道から戻られたんですね!
      あの日も一応運航情報眺めてましたが、元日ほどではないとはいえ、遅延が酷かったですよね。

      私が搭乗予定だったスカイマークは、臨時便が1/2に設定されたようなのですが
      その便もまた欠航になってたので、陸路でさっさと帰って本当に正解でした。

      白石で乗り換える予定だったものが苗穂まで行って折り返した、ということは
      カナロアさんのご実家は江別方面にあるということでしょうか。
      ご実家での雪かき作業、本当にお疲れさまでしたm(__)m
      雪を見るために行くだけの私とは、雪に対する思いが全然違いますよね(^^;

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