両親と行く(予定だった)種差海岸と奥入瀬渓流ひとり旅 その3

旅の2日目も午前中は奥入瀬渓流を散策します。

ホテル前11時発の渓流シャトルに乗り、

3番目の停留所、「阿修羅の流れ」から歩きます。

同じくホテルを11時に出発した
スカイバスが通過していきました。
屋根のないバス、気持ちいいだろうなー!

東京でスカイバスを運行する観光バス会社と
星野リゾートがコラボして運行しているそうで
とても素晴らしい試みだと思います。

今日は阿修羅の流れから銚子大滝まで歩きます。

「平成の流れ」付近。
平成11年に発生した大規模な土砂崩れで
奥入瀬渓流の流れが細くなっています。

この辺りだけ樹木が細く
周囲が明るくなるのが分かります。

ハルセミの心地よい声が空から降ってきました。

雨が上がり、晴れ間がのぞいてきました。

木漏れ日の中を歩いていきます。

今は一般車も通行できるこの道ですが
今後、上高地のようにマイカー規制が入り
特別な車だけが通れるようになることが決まっています。

バス運転手のおじちゃんが教えてくれましたが
奥入瀬渓流の特徴はこの自然の豊かさに加え、
・市街地から20分でアクセスできること
・総延長14kmで標高差が200mしかないこと
・車道が隣接しているため好きな場所で散策開始&離脱できること
なのだそう。

多くの人は自分を含めて
街歩き用のスニーカーで歩いており、
それで何も困ることはありません。

車道を走る自家用車が少なくなれば、
散策はより快適になりそうです。

千筋の滝。
絹糸の様な繊細な滝です。

橋の上に大きく枝を広げるカツラの木。

星野リゾートの渓流シャトルで終点だった雲井の滝を過ぎました。

ここからは奥入瀬渓流の上流部へと入っていきます。

コンクリートの塀にも
ビッシリと苔が張り付き、
そこからシダ植物が生えています。

白布の滝。

奥入瀬渓流の上流部は
通称「瀑布街道」と呼ばれ
多くの滝を見ることができます。

渓流沿いの気持ちよさそうなテーブル。

ちょっと高い場所から見るのもいいですね。

天候は不安定で晴れたり曇ったり。

大きなブナの木。
木漏れ日がきれい。

倒木が流れを変えると、そこに苔が生え
シダが育ち、やがて若い木々が芽吹いていきます。

石ヶ戸以来の貴重なトイレがありました。

雲井の滝から2.4kmほど歩いてきました。

次の案内に書いてあった「玉簾の滝」。

手前の滝っぽいのは、車道の下を流れてきた
「玉簾の滝から流れてきた水」なだけで、
本来の滝は車道からしか見えないみたい。。。

ブナの幹は白黒の斑模様。
森の中ではとってもよく目立ちます。

銚子大滝まではあと1.2kmほど。

白絹の滝。あまり見えない。。。

この角度からならちょっと見えた!

不老の滝。

急に雨が強くなってきました。
慌てて傘を出しました。

一気に強くなる雨脚。
車道から容赦なく水が流れ込んできます。

さらに歩みを速めて、先へ進みました。

九段の滝。
雨でゆっくり見れなかったけど、
森の奥にひっそりとたたずむ、
優しく美しい滝でした。

銚子大滝まであと少しというところで
雨がようやく小止みになってきました。

銚子大滝が見えてきました。
ドドドーっていう轟音が聞こえてきます。

銚子大滝に到着。水しぶきと音がすごい!

奥入瀬渓流で唯一、本流にある滝であり
落差20mを誇る非常にダイナミックな滝です。

あまりの高さから、魚はこの滝を遡上できず
昔、十和田湖には魚がいなかったそうです。

銚子大滝から先も遊歩道は続きますが
突然の雨でかなり体力を消耗したのと
路線バスの本数が限られているので、
ここで奥入瀬渓流の散策からは離脱することにしました。

今日歩いたルートがこちら。
5.5kmの道のりをゆっくり2時間40分ほどかけて歩きました。

ちなみに十和田湖側の上流から
下流へ向かって歩くパターンも可能ですが
奥入瀬渓流は勾配がかなり緩いのと
正面から渓流の流れが楽しめるので
下流から上流へ向かう方が圧倒的にオススメです。

13時54分発のみずうみ号が
ほぼ定刻通りにやってきました。

星野リゾート奥入瀬渓流ホテルがある、
焼山が始発なのですが、
ここまでの乗客はゼロでした。

一番前の席に座りました。
緑のトンネルがきれい!

あっという間に十和田湖に到着。
十和田湖には「子ノ口」と「休屋」の
2か所の主要なスポットがあって、
こちらが奥入瀬渓流散策のゴールとなる「子ノ口」です。

ちなみに「子ノ口」と書いて
「ねのくち」と呼びます。
※ずっと「このくち」だと思ってました…。

十和田湖から流れ出る奥入瀬川。
奥入瀬渓流へ流れ出る水量は
この先の子ノ口水門で調節されています。

ちなみに夜間や冬季は水門を閉じ、
かなり水量を絞っているそうです。
そこだけを切り取ると、
「人為的に作られた自然」のようですが
水門は大雨による氾濫を防ぐ目的ではなく
あくまでも観光放流と発電のため。

この水門が作られたのは昭和18年であり、
水門ができるずっと昔から
この奥入瀬渓流は存在しています。

水門の存在によって奥入瀬渓流の
自然がコントロールされているのではなく
十和田湖そのものが天然のダムとなり、
一定量の水を奥入瀬川へ流し続けたことで
この美しい渓流ができているのです。
※ホテル内にあった本で学習しました

銚子大滝からバスで15分ほど。
終点の十和田湖駅に到着しました。

子ノ口と十和田湖の位置関係はこんな感じ。

十和田湖沿いのバス車窓からは
あまり湖は見えませんでした。
※子ノ口を出発した直後に木々の隙間から少し見える程度

十和田湖バス停の周囲は「休屋」と呼ばれ
十和田湖エリアで一番賑やかな場所。

レストランや宿泊施設など、
たくさんの建物がありました。

青森と秋田の県境付近にあるので、
住所が秋田のホテルもあるみたいです。

レストランが立ち並ぶ一帯。
お店は営業してる店としてない店が半々ぐらい。

オアシスでランチタイム。

十和田バラ焼定食(1,200円)を頂きました。

これは牛バラ肉とたっぷりの玉ねぎを
各店舗オリジナルのタレで炒めた
十和田のご当地名物なんだそう。
ご飯に乗せれば牛丼そのもので、
そりゃ美味しいに決まってますよね。

由来は十和田市の隣の三沢市にあり、
米軍基地のある三沢では、
米軍払い下げ品として、赤身肉ではない
牛バラ肉が安く手に入ったのだそうです。

それがいつの間にか隣町に広がり、
十和田で一気に市民権を得ていったんですね。

ごちそうさまでした。

食事を終えると、外はものすごい雨に。

雨は10分ほどで収まりました。
まだ少し時間があるので
乙女の像へ向かってみます。

5分ほど歩くと、乙女の像がありました。
高村幸太郎氏の最後の作品なんだそうです。

高村幸太郎というと勝手に
「智恵子抄」のイメージが強いんですが
彫刻家でもあったんですね。

さっきまでの大雨が嘘のように
青空が見えてきました。

相変わらず風が強くて波が高いので
また降ってくる前に街へ戻ります。

湖畔に面したお店はその多くが
シャッターを下ろしていました。

中に店員さんらしき人が見えたので
今はまだオフシーズンなのでしょうか。

それにしても湖畔は寂しい感じです。

秋田県側の湖畔。
きれいな芝生が広がっていました。

天気が良くてもう少し暖かければ
ここでゆっくり湖を眺めるのも良さそうですね。

ここからは八郎太郎号というバスで
大湯温泉を目指します。

以前は秋北バスという会社が
十和田湖から八幡平までの
路線バスを運行していたのですが現在は廃止に。

現在は秋田県鹿角市にある十和田タクシーが
その代替手段としてこのバスを運行しています。

一応は路線バス扱いなのですが
前日17時までに予約が必要です。

予約の名前を告げると、
すぐに乗車、出発となりました。
本日の予約は自分一人だけのようです。

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