盛岡を出発すると、一気に景色が変わりました。
盛岡では雪が舞っていた程度だったのに、
いわて沼宮内付近からは吹雪模様に。。。
盛岡から北は雪がもともと降りやすい地域ではありますが、
八戸の辺りは一旦太平洋側に抜けるので普段は雪はあまり多くありません。
ただ、この日は新青森まで雪は止むことなく降り続けました。
新青森駅が近づくと、スプリンクラーから水が吹き出してきます。
上越新幹線と同じで、これで雪が積もらないようにしてるんですね。
新青森から先はいよいよ新規開業区間。
アナウンスも「本日も北海道新幹線をご利用頂きまして…」に変わりました。
新青森を出ると車内もさすがにガラガラになったので、海側の3列シートへ。
在来線時代は蟹田に着く手前で陸奥湾がどーんと広がっていましたが、
新幹線はだいぶ内陸を走るので、海は遠くにわずかに見える程度です。
青函トンネルの手前から在来線の線路と合流し
三線軌道となって青函トンネルへと入ります。
以前は津軽海峡線に入ると一気にスピードアップを感じたものですが、
新幹線になっても津軽海峡線の最高速度は140km/hのままなので、
今は逆に一気にスピードダウンして、ものすごーく遅く感じます(笑)
奥津軽いまべつ駅で津軽線と交差します。
駅前ですらこんな風景なのですが、1日の利用者はどれぐらいいるんだろうか。。。
青函トンネルをスーパー白鳥時代と同じ25分間で抜け、北海道へ。
木古内の少し手前で在来線の線路が再び分かれていき、
木古内駅を通過すると、一気にスピードアップして新幹線らしい走りになりました。
この区間が速く走れれば、東京~新函館北斗間の3時間台も余裕だと思うのですが
現状は貨物列車とのすれ違いがある兼ね合いで難しいようですね。
函館山は本当に一瞬だけ見える程度で、ほとんどはトンネルか防音壁でした。
木古内通過から新函館北斗まではわずか10分ほど。
函館山が見えてきたなーと思ったら、もう到着です。
在来線の頃は、ひたすら海岸線に沿って木古内から函館まで特急で40分、
さらに新函館北斗の前身である渡島大野駅まで普通列車で30分ほど掛かっていたので
いかにこの区間の所要時間が短縮されたかが分かります。
定刻通り、13時38分に終点の新函館北斗に到着しました。
正直なところ、大宮から3時間38分を座り続けるのはしんどかった…。
速度がもう少し速くなって、車窓ももう少し開放的だったら違うのになぁ。
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