宗谷本線の豊富から歌内までの区間です。
豊富を出ると最初の駅は下沼。
宗谷本線は貨物車の駅舎がとても多い路線です。
幌延で列車行き違いのため、しばらく停車。
約1時間ぶりの有人駅です。
13分の停車時間があるので、少し外の空気を吸いに出ました。
跨線橋からは駅の様子がよく見えます。
10分ほど遅れてやってきた、特急宗谷。
この日は、ピンク色のはなます編成でした。
2021年3月に廃止予定の上幌延駅。
定期利用者数が0人になることが駅廃止の目安になるそうですが、
上幌延駅もその一つなのでしょう。
今ですら誰も利用しないのですから、たとえ駅が廃止されても
駅周辺の風景はしばらく何も変わらないんだろうなぁ。
上幌延の次は南幌延。
列車1両分の長さしかない板張りのホームですが、こちらは存続。
実際、過去に学生の定期利用者を見かけたことがあります。
前後が廃止予定駅のため、ここでも降りる人を見かけました。
安牛駅。こちらは廃止が決まっています。
駅名が読み取れないほど錆びついた駅舎が物悲しいです。
安牛駅を過ぎると、次第に天塩川が寄り添うようになります。
最初のうちは川面が見えていたのですが、途中からは結氷してました。
天塩川は石狩川に次いで北海道で二番目に大きな川です。
そんな大きな川が全面凍ってしまうって、よほど寒いんだろうなぁ。
板張りのホームから突き出すように建つ、待合室の物置小屋が印象的な糠南駅。
少し大きめの集落がある問寒別駅は、駅舎の塗装がきれいになっていました。
歌内駅からは中川町に入り、稚内を中心とする宗谷地方から
旭川を中心とする上川地方に地域が変わります。
この辺りまでくると、雪がかなり多くなってきたことを実感します。
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