ボンネットバスで行く松川温泉の旅 その4

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ボンネットバスを見送り、いよいよ松川温泉「峡雲荘」の中へ。

 

 

「日本秘湯を守る会」の大きな提灯がお出迎え。

 

「日本秘湯を守る会」の宿に宿泊するのは、
越後田中温泉「しなの荘」、作並温泉「岩松旅館」、東鳴子温泉「旅館大沼」、鉛温泉「藤三旅館」に続いて5か所目です。
※岩松旅館と藤三旅館は2021年時点ですでに退会。

 

 

「日本秘湯を守る宿」という団体もあるようです。
とにかく、松川温泉が秘湯だということは分かります。

 

 

玄関を開けると、すぐに宿の方が「ご宿泊でいらっしゃいますか?」と声を掛けてくれました。
靴を脱いでスリッパに履き替え、館内へ。床がピカピカ。

 

まずは帳場で検温とチェックインの手続きを済ませます。
とても温かみのある照明で、いわゆる「ザ・秘湯」という湯治場の雰囲気はなく、
ちょっと洒落た温泉宿へ来たという感じです。

 

 

さっそくお部屋へ。
エレベーターはないので、階段で2階へ上がります。

 

 

お部屋は306号室でした。

 

 

本館和室8畳のお部屋を予約しました。
1泊2食付きで17,600円(実際はクーポンやポイント利用でもう少し安い)です。

 

もう少しリーズナブルに泊まれる、別館のお部屋もありました。
ただし、別館の部屋には洗面台やトイレは付いていません。

 

部屋には天然の地熱暖房が入っており、部屋ごとに温度調整ができないため、
暑いときは窓を開けるか扇風機を使うよう、宿の方が説明してくれました。

 

空気中の硫黄成分が金属を腐食させるため、部屋の電化製品は最小限。
小さめのテレビと暑さ対策用の扇風機が置かれているのみで、
電気ポットや冷蔵庫、ドライヤーなどはありません。

 

 

本館のお部屋には、きれいな洗面台とトイレが備わっています。

 

そんなに利用回数は多くないんだけど、こんなご時世だし、
共同のトイレや洗面台を使うよりは、自分専用の場所があった方が安心です。

 

なお、トイレも硫黄成分の影響もあってシャワートイレではありません。
※1階の共用トイレに1ヵ所だけありました。

 

 

窓からは八幡平の美しい雪景色が一望できました。

 

 

一時的ではありますが、岩手山の姿も見えました。

 

 

吹雪いたと思ったら急に晴れたり、窓からの景色は目まぐるしく変化していきます。

 

 

宿の中をちょっと散策してみます。ロビーには囲炉裏と気持ちよさそうな椅子がありました。

 

 

南部鉄器のやかん。

 

 

これは岩魚と鮎でしょうか

 

 

館内にはたくさんのちりめん細工やパッチワークの作品が飾られていて、
とても温かみのある雰囲気に包まれていました。

 

そろそろお風呂へも行ってみます。

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