横谷観音の展望台から、階段を下り、横谷渓谷の遊歩道へと入りました。
スタート地点はかなり急な下り坂。
展望台から一気に渓谷沿いまで降りていくので、膝がガクガクします。
急な坂を下りきると、王滝が出迎えてくれます。
王滝から先は、落ち葉を踏みしめながら、緩やかに渓谷沿いを下っていきます。
周囲の岩のせいか、少し青みがかった神秘的な空間です。
遊歩道の中で光が当たるところはそれほど多くなかったですが、
やはり日光に当たると紅葉は一層鮮やかですね。
こじんまりした霧降の滝。
見上げれば、こんな紅葉が
横谷温泉まで下ってきました。
宿の壁には真っ赤に染まった見事な蔦。
フロントガラスに降り積もる落ち葉。
蓼科の別荘街までくだってきました。
山の紅葉も見事ですが、蓼科高原は気温が低いので
庭や街路樹の木々もそれに引けを取らない鮮やかな姿を見せてくれます。
横谷観音から歩くこと1時間半。
メルヘン街道沿いにあるポールズキッチンで、ランチにしました。
オーストラリアから茅野に移住してきたとうシェフが作るポークパルミジャーノは
超ボリューム満点でめちゃくちゃ美味しかったです。
ポールズキッチンに近い、鉄山入口のバス停からは
八ヶ岳などの山々がとてもきれいに見えました。高原らしい風景です。
バス停はハロウィーン仕様に。
メルヘン街道バスに乗って、茅野駅まで向かいます。
車窓から見る山並みもとてもきれいです。
渓谷沿いを歩き疲れたのか、途中からは眠りに落ちていました。
30分ほどで終点の茅野駅前に到着です。
帰りのあずさまで1時間ほど時間があったので
茅野駅に隣接する市の施設で、お茶をしてから帰りました。
黄色に染まった街路樹の葉が、風に吹かれて舞う様子がとてもきれいでした。
15時24分発のあずさで東京へと戻りました。
今回は歴史の街めぐりから始まり、姨捨駅や善光寺を訪れ、
最後は露天風呂から蓼科高原の紅葉まで見れて、信州の秋をたっぷりと満喫できました。
台風の影響で、海野宿など観光客が少ない場所もありましたが
一日も早く街が復興して、いつもの賑わいが戻るといいなと思いました。
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