出雲市駅の改札を出て、まずは重たい荷物をコインロッカーに預けることに。
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出雲市駅構内は土産物屋が並んでいる。とても閑散としていたが、例年なら国内外からの観光客できっと大賑わいなんだろうな。
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JR側のコインロッカーは一番小さいものでも400円だったので、一畑電車の出雲市駅のロッカーも一応見てみることに。
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やった!こっちは200円だ。時間に多少余裕があるときには、JR側ではなく一畑電車側のロッカーを使うと覚えておこう。
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荷物を預けて身軽になったところで再びホームへ。出雲市駅は自動改札となっていてICOCAも利用できるが、ここより西側(大田市、浜田、益田方面)への利用は不可となっている。
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乗車するのは10時37分発の普通列車大田市ゆき。
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ホームにはすでに一両編成の列車が停車していたが、発車10分前になるまで乗れないらしく、まだ扉は開いていなかった。
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岡山ゆきの特急「やくも」が先に出発していった。国鉄時代から現役で走り続ける振り子式車両だ。
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大田市ゆきの方の車両にも乗車可能な時間となった。
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キハ120形の車内。
ボックスが4つしかなく、それ以外はロングシート。
大糸線の南小谷~糸魚川間で乗ったことのある車両だ。
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この日の乗客は出雲市を出発した時点で7人。
隣駅の西出雲で早くもボックス席が空いた。
山陰本線の短い電化区間はここまで。
車両基地には先ほど乗ってきたサンライズ出雲の車両が見えた。
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出雲市駅構内のセブン・イレブンで買った珈琲を飲む。
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西出雲から先は単線非電化の線路を走っていく。
特急も走る山陰本線だけあって、普通列車も意外と速い。
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江南駅。ローカル線でも駅舎は大きく立派だ。
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小田駅。こちらも立派な駅舎。
駅名標がロープで固定されていた。
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小田駅を出ると、進行方向右手に日本海が見えてきた。
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海沿いの線路を快調に飛ばしていく。
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田儀駅に到着。列車の交換があった。
山陰本線の西端、下関までは264kmもある。
田儀駅のホームからは日本海が一望できた。
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田儀~波根間の車窓。
港町を眼下に見ながら進んでいく。
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この日は雨が降っていたが、波はとても穏やかだった。
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波根の街並みが見えてきた。
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久手駅。東日本の駅と比べると
どの駅も立派な駅舎を備えているのが印象的だった。
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出雲市から45分。終点の大田市駅に到着した。
ずっと「おお『た』し」だと思っていたので、
都内からの乗車券を発券するときに候補に出てこず、
読みを調べてようやく「おお『だ』し」なんだと認識した。
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大田市駅まで乗車したのはたった4名。
そのうち2名はさらにその先を目指すのか
改札へは向かわず、ホームにある時刻表を眺めていた。
大田市駅で改札を出たのはたった2名…。
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大田市駅は世界遺産 石見銀山遺跡の玄関口。
駅には観光案内所や売店、みどりの窓口もあった。
この日は閑散としていたが、
コロナ禍前までは外国人も大勢いたのだろう。
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駅前のバス停から11時32分発のバスに乗車。
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「大家回転場」ゆきとあるが、
このバスが石見銀山も通るらしい。
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大田市駅から25分ほどバスに揺られ、
「大森代官所跡」というバス停で下車した。
大田市駅~大森代官所跡までは640円。
往復することを考えたらバスカードを買うべきだった。
ここはすでに世界遺産エリアの中。
まずは大森地区の街並みを歩いてみることにした。
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