【鳥取・島根】サンライズ出雲で行く春の山陰ひとり旅【月夜のうさぎ編】

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30分ほどバスに揺られて「みせん広場前」で下車。
本日の宿「お宿 月夜のうさぎ」は目の前でした。

入口で念入りな消毒を済ませ、
靴をロッカーに収納したら、
さらに検温を経てようやく館内へ。

そう、ここは全館畳敷きのお宿です。

お宿 月夜のうさぎ 」は
ドーミーイン系列のお宿なので、
フロントでの案内はいつも通り最低限。

部屋への案内係もいないので、
鍵と案内用紙を受け取ったらすぐに部屋へ向かいます。

こちらの写真はエレベーターにあった館内の案内です。



部屋は6階の602号室でした。
ちなみに廊下もエレベーターの中も全て畳です。


部屋の中はこんな感じ。
畳の部屋にベッドとソファがあって、
とても居心地のいい部屋です。

2017年にオープンしたばかりなので、
枕元にはUSBの差込口があったりして、
現代に合わせた内装となっています。

入口を入ってすぐの場所に洗面台。
トイレと洗面台が別々なのはやっぱりいいですよね。

6階の部屋からの眺めはこんな感じ。
遮る物がないのんびりした田園風景と
その向こうには出雲の市街地も見えました。

すっかり天気も良くなって気持ちいい青空です。

荷物を置いてちょっと館内を散策。
館内には至る所にうさぎの絵や置物があります。

このうさぎは、出雲大社にも多く飾られており
「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」という話が
古事記に残されていることが由来となっているそうです。

貸切風呂と大浴場の間にある湯上り処です。

窓を開けると、外に出ることもできました。
山の空気が美味しいです。

こちらは大浴場の脇にあった湯上り処。

ドーミーイン名物の湯あがりアイスがありました。
奥には「夜鳴きそば」の案内もありますね。

夕食が第二部の20時スタートだったので、
食事までにもう少し時間がありました。

スタッフの方に伺ったところ、
出雲大社自体は門限はないとのことで
ちょっと夕涼みがてら、
参拝に出かけてみることにしました。

徒歩5分ほどで正門の前に着きました。
すっかり空の雲もなくなって
夕焼け空がとってもいい感じ。

右手が出雲大社の正門で、
左手奥に見えているのが、
島根県に4店舗だけあるスタバです。

正門から出雲大社駅方面を眺めます。
ちょっと下り坂になってるんですね。

色々なお店が並んでいるようですが、
今日はまずは参拝だけにします。

出雲大社の正門、勢留(せいだまり)。

一般的には「いづもたいしゃ」と読まれますが、
これはあくまでも通称。

正式名称は「いづもおおやしろ」なんだそうです。
確かに公式サイトのURLを見ると、
https://izumooyashiro.or.jp/」でした。

勢留(せいだまり)を入って参道へ。
参道はひたすら下りとなっていました。

深い緑に包まれ、誰もいない参道は
とても厳かな気持ちになります。

橋を渡ります。

松の参道。
中央部分は神様が通るため
左右の道を歩きます。

右側の参道を歩きました。

手水舎。
新型肺炎の影響で柄杓が無い旨の案内がありました。

参拝で進むことができたのは「銅鳥居」まで。
その先は残念ながら18時で閉門でした。



拝殿を正面に眺めつつ、
銅鳥居の前で手を合わせました。

有名な大しめ縄はこれかな?と
勝手に思っていたのですが、
それは別の場所にある「神楽殿」のものでした。
※神楽殿は銅鳥居の中ではなく外にあったので、
この時間でも知ってたら普通に行けてた…。

御慈愛の御神像。

立派な藤棚です。

出雲大社にもうさぎがたくさんいました。

夕方のほとんど人がいない時間帯、
静かに参拝ができて本当に良かったです。
神楽殿は次回の宿題ですね。

宿に戻ってくるころには
さすがにだいぶ暗くなってきました。
それでも19時過ぎにここまで明るいのは
さすが西日本だなと思います。

窓を開けると、蛙の大合唱が聴こえてきました。

ようやく20時から夕食の時間です。

さすがこういった宿泊施設のコロナ対策は
本当に徹底してます。

施設側が完璧に対応してくれているのですから
利用する側もしっかりルールを守って
食事を楽しみたいですね。

料理はバイキング形式なので、
あまり盛り方が上手くないですが
蟹、ステーキ、割子そば、グラタンやお刺身、
宍道湖のしじみ汁や魚介の味噌汁など、
どれもとても美味しかったです。

一つ一つにラップやフィルムが被せてあって、
本当にここまで対策してくれてるんだ…
と頭が下がる思いで頂きました。

夕食会場は家族連れで賑わっていましたが
一人旅の人も何人かいて皆さんカウンターで黙食。
一人でのんびりと食事が楽しめました。

月夜のうさぎ 」に隣接して
いにしえの宿 佳雲」という姉妹館があり、
大浴場のフロアは中で繋がっています。

そのため、大浴場だけで2つも楽しめました。
両方に露天風呂もあるので、
湯めぐりが本当に楽しい宿です。

宿には無料で利用できる貸切風呂も5つ。

「佳雲」と「月夜のうさぎ」で共通なので、
常時使用中でなかなか入れませんでしたが、
唯一の温泉露天風呂である「岩の湯」に
何とか1回だけ入ることができました。

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