【鳥取・島根】サンライズ出雲で行く春の山陰ひとり旅【一畑電車編(後)】

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高浜駅からは再び松江しんじ湖温泉方面に向かいます。

先ほど乗車した2000系(京王旧5000系)が
出雲大社から折り返してきました。

スピーカーのところ
「KTR」ってあります。
京王(K)帝都(T)電鉄(Railway)のデザイン。

先ほどの電車は川跡が終点なので
川跡で松江しんじ湖温泉ゆきに乗り換え。

次に下車したのは雲州平田駅です。

雲州平田駅は沿線随一の大きな駅。
ちゃんと駅員さんまでいます。

列車のドアが閉まると、
手動でくるくると時刻表の幕を回し、
次の列車の時刻に切り替えていました。

雲州平田駅の駅舎です。

駅前通りを歩いて、木綿街道という場所へ向かってみます。

10分ほど歩くと平田船川沿いに
家が立ち並んでいる場所に辿り着きました。
ここが木綿街道の入口です。

この辺りは宍道湖と日本海に挟まれた
自然豊かな場所で、
かつて木綿の栽培が盛んに行われていたそうです。

その後、生糸の生産拠点として工業都市となり
街は城下町松江に次ぐ賑わいだったとか。

今でも当時の賑わいを思わせる
ノスタルジックな街並みが残されています。

老舗の醤油店。

こちらは今は宿泊施設として営業しているようです。

木綿街道は規模としては大きくありません。
さっと歩いてしまえば、10分もかからないでしょう。

でもそんな小さな街の中にも
ここに根付いている人々の生活があって、
古さと新しさが半分ずつ共存してる感じが
歩いていてとっても心地よく感じました。

ちょうどお昼時になったので
「文吉たまき」といううどん店でランチにすることに。

お店の外にはこんなタンクがたくさん。
もともとは「石橋酒造」という酒蔵だった場所を
リノベーションしてできたレストランだそうです。

店内は想像以上にモダンで洒落てました。
おじさんの一人旅で訪れるには
おしゃれすぎるんじゃないかというレベル。。。

「季節の黒酢あんかけ定食」(1,106円)を頂きました。

食後の珈琲も無料サービスだったので、
帰りの列車の時間に合わせてのんびりできました。

食事の後は、駅まで別の道を歩いてみます。

落ち着いた街並みの中に
ひっそりとカフェがありました。



平田船川にかかる橋から。
一番手前の建物はリノベ中でした。
川に面したカフェかレストランを作っているのかな?

木綿街道はまだもう少し続くようですが
古い街並みとしてはこのあたりまで。

そろそろ雲州平田駅に戻ることにしました。

歩いたルートはこんな感じです。

駅に戻ってきました。
ホームに入ると、車両基地には色んな電車が。

次に乗車した松江しんじ湖温泉ゆきの電車も
2000系の車両でした。

2000系の車両は2両。

1両編成の7000系と違い、
必ず2両で走っているので
空いているのも嬉しいですね。

スイッチバック駅の一畑口が近付いてくると再び車窓には宍道湖。ここから先が車窓のハイライト区間です。

ホームの目の前に宍道湖が広がる秋鹿町駅。

少し傾き始めた日差しが湖面をキラキラと照らしていました。

車窓いっぱいに宍道湖が広がる風景はまさに絶景。

風が強かったので、まるで海沿いを走っているかのような波でした。

次第に松江の市街地が見えてきました。

終点の松江しんじ湖温泉駅に到着。ホームには2000系の車両が2つ並びました。

松江しんじ湖温泉駅。一畑電車の終着駅ですが、
JR松江駅とは2.3kmほど離れています。

今夜は松江に宿泊予定なので、
本日の移動はここまで。
まずは駅近くのホテルへと向かいました。

雲州平田~松江しんじ湖温泉までの地図。
JR山陰本線は宍道湖の南岸を
一畑電車は宍道湖の北岸を走ります。

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