東北本線と仙石線の乗換駅となった高城町駅を出発し
陸前富山駅を通過すると、車窓には松島の風景が見えてきます。
東日本大震災の時はこの島々が津波の被害を和らげてくれたんですよね。
牡蠣が養殖されていました。
陸前大塚駅。
周辺は防波堤が一際高くなっており、海は見えなくなっていました。
ここから先、以前は海岸線ギリギリを走っていましたが
現在は新しい線路が内陸側に延びており、一気に高度を上げていきます。
内陸の高台に移設された野蒜駅を過ぎると、次第に線路は高架線を下っていきます。
海岸線沿いに数本の松が見えました。
道路も線路も新しく、震災での被害の大きさは容易に想像がつきます。
塩釜駅から43分、終着の石巻駅に到着しました。
右側が乗車してきた仙石東北ラインの車両。
左側は仙石線の車両です。
両方の列車がそれぞれ約1時間おきに交互に発着しています。
こちらは石巻駅で接続する石巻線。
小牛田から石巻を経由して女川まで運行されています。
沿線には著名な温泉地はありませんが、
奥の細道湯けむりラインのマークが付いた陸羽東線用の車両が走っていました。
ホームでは仮面ライダーがお出迎え。
原作者の石ノ森章太郎さんが故郷の石森町から自転車で石巻の学校へ通っていたことから
彼の第二の故郷として、ここ石巻に記念館が建設されています。
駅舎もすっかり石ノ森章太郎ワールド。
駅前はひっそりとしていました。
帰りの新幹線の時間もあり、滞在時間はわずかでしたが
次回は少し時間を取ってゆっくり歩いてみたいと思います。
帰りも仙石東北ラインで仙台へ。
内陸に移設された野蒜駅付近からは遠くに海が見えました。
石巻から高城町から東北本線に入ったあとは塩釜のみの停車。
石巻からわずか54分で仙台に到着し、とても快適でした。
最後は11,000円分の地域共通クーポンを使いきるべく、S-PALの中を歩き回りました。
電子クーポンが使えるお店が意外となくて、探し回るだけで随分疲れました。。。
クーポンで買えて一番良かったのは牛タン通りで買った2,000円の芯タン弁当。
帰りの新幹線の中でとても贅沢な夕食タイムとなりました。
今回もGoToトラベルを利用して、とてもお得で贅沢な旅ができました。
色々と批判が多いキャンペーンですが、宿泊先や飲食店の感染対策は素晴らしく
潰れてほしくないし、応援したいと思えるお店やスタッフの方々ばかり。
また一日も早くみんなが今まで通りに旅行ができる日が来るといいですね。
コメント
温泉いいですね。
先日喜多方ラーメンを食べに行ってきました。
Go Toではないのですが新幹線が半額であったことと、少しでも経済に役立てればと思い行ってきました。
大宮郡山間は往復新幹線、行きの喜多方までは喜多方ラーメンバスという高速バス、帰りは喜多方から電車を利用しました。
喜多方ではラーメンに詳しくない自分でも知っている坂内食堂に行ってきました。
平日の11時30分ころに着いたのですが店内の行列だけだったので並び始めて20分くらいで食べ始めることができましたが、食べ終わって店の外に出るとすごい行列(50人くらい)でした。
平日でもあの行列なら休日はもっとすごいんでしょうね。
ちょっと心配になったのが喜多方ラーメンバスの乗客数。
自分も含めてわずか3人しか乗っていませんでした。
平日のみの運行で土休日は現在運休中のようですが密を避けるためなのか、単に乗客数が減っているだけなのか、どちらにしてもコロナの影響を感じさせられました。
作並温泉はとても良かったです。一人旅も歓迎しているので、カナロアさんも是非行ってほしい宿です。
ところで喜多方に行かれたんですね。坂内食堂に20分で入店できたのはかなり良かったと思います。私は以前150分並んで食べました(笑)。それでもあの本店の雰囲気と味はやはり都内では味わえないものです。意外と(?)隣の松食堂も美味しいですよ。
ラーメンバスの存在は知りませんでしたが、調べてみたら2017年から運行されていたバスだったんですね。磐越西線は混雑するイメージがあるので、私もそのバス乗ってみたくなりました。休日に運休してるのはおっしゃる通り密を避けるためにやってることなんでしょうが、平日に3人だけでは先が思いやられますね…。