GW九州一人旅 その29 地獄蒸し体験

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いろいろ散策してお腹も減ってきたので、
鉄輪温泉まで歩いて戻ってきました。

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お昼になり、温泉街は再び賑わいを取り戻していました。

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鉄輪温泉のいでゆ通りにある「地獄蒸し工房」でお昼を食べることにしました。

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ちょうどお昼時だったので60分待ちでした。
番号札をもらって待つことにしました。

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地獄蒸し工房の近くにあるのが鉄輪むし湯。
薬草が敷かれた釜の中に寝て、蒸気に蒸されたまま10分ほど入って大量の汗をかき、
老廃物をたくさん出してしまおうという施設です。

ちょうど地獄蒸しが60分待ちだったので、待ち時間中に入ることができました。
サウナは苦手なのですが、これは癖になりそうなぐらい気持ち良かったです!
サウナに入る人の気持ちが分かったような気がする(笑)

蒸し風呂から出たあとは掛け流しの温泉にしっかり浸かって出るのですが
その相乗効果で肌が見違えるほどつるつるになりました。

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そこまで本格的には…という人のために、足蒸しもありました。
ここなら温泉の蒸気で蒸された箱に足だけ入れればいいのでお手軽ですね。

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共同浴場「渋の湯」もすぐ近くにありました。
旅行者でも100円で入ることができます。
この周辺だけでもあと5箇所、無料や100円で入れる共同浴場があり、
本当に温泉が豊富だというのが分かります。

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ようやく地獄蒸しの時間が回ってきました。
注文したのは「豚しゃぶ」(1,300円)。
いもやとうもろこしなどの野菜も美味しいらしいのですが
野菜の量が明らかに一人では無理そうだったので、これにしました。
他に施設利用料として510円(小さい釜の場合)がかかります。

今回宿泊した「日生や」さんも含め、鉄輪温泉では食材さえ持ってくれば
地獄蒸しの設備を宿の自前で持っていて、無料で調理できることもあるので
宿泊する人はそちらの方がかなり安上がりだと思いました。

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豚しゃぶの具材をザルごと、自分に割り当てられた釜の中にそっと入れます。
といっても、ほとんどは係のおばちゃんが手伝ってくれるのですが…。

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蒸し時間は食材によって決まっています。
豚しゃぶだと7分間だそうです。

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7分後、釜の中からザルを慎重に持ち上げると、ちゃんと出来上がってました!
塩化物泉である鉄輪温泉の蒸気で蒸された豚肉と野菜は、ほんのり塩味で美味でした。

ぽん酢や塩などは無料で準備されているので
味が足りない人でも満足できると思います。
たぶん量的には2~3人分だったと思われ、かなり満腹になりました。

ちなみに食後はザルと自分が使った小皿を自分で簡単に洗ってから返却します。
なかなか貴重で楽しい体験ができました。

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