廃止危機の路線 根室本線(富良野~新得)

根室本線は、滝川から富良野、新得、帯広、釧路を経て、根室までを結ぶ、
北海道の鉄道路線の中で最も長い路線です。

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その中で最も利用客の少ない区間が、富良野~新得間。
富良野市と新得町を除くと、沿線には南富良野町しかなく、
その南富良野町の人口も2,600人ほどと、かなり少なくなっています。

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今年、北海道を連続で襲った台風により、
根室本線の沿線は甚大な被害を受けました。

利用客の多い区間は順次、復旧作業が進んでいますが、
現時点で東鹿越~新得間の復旧は目処が立っておらず、廃止がささやかれています。

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夏はたくさんの水をたたえた、かなやま湖も

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冬になれば一面の銀世界へと変わります。
ワカサギ釣りをする人たちを横目に列車が走る様子は、なかなか珍しい風景です。

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故・高倉健さんの映画「鉄道員」のロケ地となった
幾寅駅(映画では幌舞駅)もこの区間にあります。

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富良野付近からは芦別岳の眺めも迫力があります。

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この区間は雪が多く、日本海側と太平洋側を分ける険しい峠越えもあります。

利用客が少ない上に、山岳地帯での除雪や保線は大変な労力とコストがかかり、
線路を維持することが極めて厳しいのは、乗客側からも容易に想像がつきます。

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根室本線はその名の通り、以前は札幌から道東方面を結ぶ、北海道の大動脈でした。
しかし、石勝線の開業によって道東方面への特急はすべて石勝線経由になり、
富良野~新得間は完全なローカル線へと転落してしまいました。
道央と道東を結ぶ路線という観点からも廃止となるのは大変惜しいことです。

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