【秋田】絶景菜の花ロードと憧れの角館、秋田内陸線を訪ねる旅【菜の花ロード編】

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八郎潟駅からは、南秋地域広域マイタウンバスの大潟村方面に乗車します。

マイタウンバスは五城目町から八郎潟駅を経由して、大潟村まで走っています。
11時40分には五城目町を出発したバスが到着。
11時55分発まで車内で出発を待ちました。
ちなみに運賃は隣接する町村同士までは200円、五城目町~大潟村間のみ400円です。

バスは定刻通りに八郎潟駅を出発しました。

市街地を抜けると、間もなく大潟橋に差し掛かり、八郎潟の水路を渡ります。

八郎潟は以前は国内第二の広さを誇る湖だったんだそう。

今は大規模な干拓により、水路に囲まれた中央部分は広大な田園地帯となっていますが、
その広大さは残された湖部分を見るだけでも、何となく分かります。

八郎潟の水路部分を超えると、大潟村の看板が見えてきました。

バスの最後尾の窓から。

次第に道の両側には、菜の花と桜が見えてきました。

大潟橋を渡って直線区間に入ると、
大潟富士のバス停まではこのような風景が続きます。

すっかり車窓が菜の花と桜で埋め尽くされてきました。

しかし、ここでトラブル発生!!

「そろそろ大潟富士のバス停だよね~」と思って放送を待っていると、
なんとバスがそのままバス停を通過するではありませんか!!

しかも次のバス停は10kmも先ですから、
ここで降りられないと、一切桜を見られないことになります。

「降りまーっす!!」

バス停通過後にすかさず停車ボタンを押し、
なんとかバス停を200mほど通り過ぎた場所で無事に下車

他にも2名降りたい人がいたので、本当に良かったです。
運転手さんもすみませんって言ってたし、単純にミスだったのかな…。

無事に大潟富士のバス停(のちょっと先)で下車できました。

バスを降りた瞬間、目の前に広がる絶景にしばし立ち尽くします。

秋田空港に到着した時の雨模様がウソのように晴れ渡る空。

空気のチリも雨で洗い流されて、より一層きれいに見えます。

カメラをずーっと望遠にしてみると、遠くの風力発電まで。

ここは実に11kmにも渡る、一直線の菜の花と桜ロードなのです。

爽やかな風に揺れる黄色の菜の花。まさに春爛漫。

桜並木の両側に広がるのは広大な田園風景です。

菜の花ロードと桜並木の間に入ってみました。

ふかふかの草の上でバスの時間まで30分ぐらいのんびり。

懸念していた渋滞もなく、最高のお花見ができました。

1時間30分ほどの滞在を終え、バス停へと戻る時間になりました。

まっすぐに延びる水路も美しいです。

大潟富士のバス停まで戻ってきました。

行きはうっかり通過してしまったので、初めての来訪です。

ここには日本一の干拓地であることを記念して、大潟富士干拓記念水位塔があります。

その大潟富士がこちら。なんとその標高は驚きの0m(笑)

実はこの土地がすでに海抜0m以下となっているため、
山頂部分がちょうど0mになるように山を作ったのだそう。

ちなみに標高も富士山を忠実に再現しており、3.776mだそうです。

さて、そろそろバスで八郎潟駅へ戻りましょう。

バス停は道路の片方にしかなく、駅方面はバス停の反対側の路肩で待ちます。

13時44分発八郎潟駅経由五城目ゆきがやってきました。

道路混雑の影響で10分ほど遅れていましたが、十分想定内で良かったです。

14時10分頃、八郎潟駅に到着しました。

定刻では13時54分着でしたが、渋滞により結局15分ほど遅延

当初は八郎潟駅を14時07分発の東能代行きに乗る計画を立てていましたが、
もしそのままの計画だったら間に合わないところでした。

駅周辺でランチを食べる時間はなさそうなので、
駅近くにあったローソンで簡単な昼飯を買って、駅に戻ります。

ちょうど14時23分発リゾートしらかみ3号が出発していくところでした。

八郎潟駅へ戻り、改札口へ向かうと、駅員さんの姿はありませんでした。

この時間はどうやら無人の状態となっているようです。

八郎潟駅からは14時42分発臨時快速「弘前夜桜鑑賞号」に乗車します。

運転日が弘前の桜のシーズンだけに限定されている列車ですが、
ちょうど自分が乗る日に運転されていて助かりました。

弘前夜桜鑑賞号で使われているのは「クルージングトレイン」というリゾート車両です。

たまに「リゾートしらかみ」の車両が故障した時などにも使われてます。

今回購入した指定席券と乗車券

これで鷹ノ巣までの1時間を快適に移動できそうです。

「弘前夜桜鑑賞号」の窓はとっても大きいです。

シートピッチグリーン車並みに広く、これで530円はかなりお得。

快晴の空の下、美しい田園風景の中を走ります。

「夜桜鑑賞号」という名前は付いているようですが、
車内を見渡す限り、桜を見に行きそうな人はあまりおらず、
純粋にこれに乗りたくて乗っているような人がほとんどの模様(笑)

東能代に到着。

リゾートしらかみが走る五能線はここから分岐します。

米代川に架かる橋を渡りました。

ここは上りと下りで橋が別々になっているようです。

東能代の次は、二ツ井に停車。

前山駅では列車の行き違いのため、運転停車がありました。

ホームにあった待合室がとってもいい感じ。

二ツ井の次はいよいよ鷹ノ巣

定刻通りの14時45分に到着しました。

鷹ノ巣では5名ほどが下車。

列車は弘前へ向けて走り去っていきました。

ちなみに「弘前夜桜鑑賞号」というだけあって、
この列車は20時35分に再び弘前を出発し、秋田まで戻ります。

さあ、ここから乗るのはいよいよ「秋田内陸縦貫鉄道」です。

もうワクワクが止まりません!

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