【青森・秋田】ローカル線で巡る冬の北東北 絶景路線と湯瀬温泉を訪ねる旅【のっけ丼編】

2月11日の「建国記念日」。今日から仕事は3連休だ。
この時期の冬旅といえば、やはり行きたいのは雪のある場所
幸いにもこの3連休は天気が荒れる予報もなく、絶好の旅日和であった。
今回は友人との二人旅
一人旅の時のように、始発から攻めるアクロバティックさはないものの、
たまにはこうして誰かと一緒に行く旅も良いものだ。
というわけで、この日はだいぶゆっくり目の9時30分に大宮駅に集合した。

最初に乗車するのは9時59分発の東北新幹線「はやぶさ13号」。

今回はJR東日本が開催している「JRE POINT特典チケットキャンペーン」を利用して、
JREポイント6,000ptで新青森まで乗ることができた。

JREポイントは1pt=1円のレートでSuicaにチャージできるため、
6,000ptというのは実質6,000円ということになる。

一方で大宮から新青森までの乗車券+特急券の合計は16,930円だ。

その割引率たるや、実に65%割引
これはお先にトクだ値を遥かに超える驚愕の割引率だ。

ちなみに大宮発の場合、郡山・長野までは2,300pt
仙台や新潟までは3,900pと、軒並み破格のレート設定となっている。

こちらは次のキャンペーン期間である6月12月に、
再びJREポイントを貯めて挑みたいところだ。

はやぶさ13号のE5系が大宮駅のホームに入線してきた。

前に「こまち」を連結していない単独の「はやぶさ」で、
盛岡での切り離し作業がないため、新函館北斗まで3時間34分で到達する最速の新幹線だ。

この日の前日、会社では帰宅命令が出たりと、
関東は大雪のニュースで溢れていた。

しかし、結果として雪はほとんど積もらず、予報が良い方に外れてくれたようだ。

新幹線の車内は、前回の五箇山・白川郷の時に引き続きほぼ満席

首都圏の人と言うのは、やはり地方よりエネルギッシュだなと感じるし、
こういう人たちが世の中の流れを少しずつ変えていくんだなと思う。

大宮から19分後、宇都宮駅を通過。

ここからE5系は最高速度を275km/hから320km/hへと上げる。

栃木県の北部まで来るとすっかり雪は消え、
いつもの関東平野の風景に戻った。

那須塩原を通過。
遠くには、茶臼岳などの美しい那須の山々が見えた。

車体を少し傾かせながら、トップスピードで駅を通過していく。

郡山に帰省する時の「なすの」では味わえない爽快感だ。

新幹線は福島県へと入り、大宮を出て49分後には福島駅を通過。

市街地の向こうに見えている山並みは吾妻連峰だ。

河川敷には少しだけ雪が積もっている様子が見えた。

ブレーキがかかり、1時間以上ぶりに車内チャイムが流れた。

広瀬川を渡ると、東北最大の都市・仙台に到着だ。

巨大な市街地を見せつけるように、新幹線は左へ大きくカーブを描いて、高層ビル群の中へと進んでいく。

大宮から67分で仙台に到着。

E2系「はやて」だと大宮から75分は掛かっていたので、
やはりかなりスピードアップしているようだ。

仙台では半分以上の乗客が降りてしまった。
乗り込んでくる客は思ったより多くなく、車内は少し落ち着きを取り戻した。

JR東日本仙台車両センターの横を通り過ぎていく。

正面のマンションとか、鉄道好きにはたまんないなー!

古川くりこま高原を通過し、岩手県に突入した。

車窓は一面の銀世界となり、いよいよ非日常の風景が広がり始めた。

北上新花巻もトップスピードで通過し、仙台を出てわずか35分ほどでブレーキをかけ始める。

岩手山が見えてくると、まもなく盛岡に到着だ。

大宮から1時間47分で盛岡に到着。

盛岡で乗客の2/3以上が降りてしまい、車内は一気にスカスカに。

やはり函館までしか新幹線が延びていない現状では、
東北の人も含めて北海道まで向かう人はかなり少数派のようだ。

盛岡を発車してしばらくの間は、車窓に圧倒的な存在感を放つ、岩手山の姿に心を奪われた。

大宮から2時間35分、ついに新青森に到着した。

ここで新幹線を降り、青函トンネルへ向かう「はやぶさ13号」を見送った。
新青森を出発すると、新函館北斗まではわずか57分

大好きな函館の街がすぐそこまで迫っていると思うと、
そのまま乗っていってしまいたい衝動に駆られる。

新青森駅の指定席券売機で「津軽フリーパス」(2,100円)を購入した。

今日と明日の2日間は、このきっぷで青森や弘前周辺を移動する計画だ。

JR線だけでなく、弘南鉄道津軽鉄道弘南バスまで乗れて、
さらに有効期間が2日間あっての2,100円

これは、新潟の「えちごツーデーパス」並みにお得度が高い気がする。

まず目指すのは新青森駅のお隣、青森駅だ。

在来線のホームが下に見えているが、
屋根がない部分のホームには1mを遥かに超える雪が積もっていた。

在来線のホームに向かうと、すでに青森行きの701系が停車中。

「はやぶさ11号」「はやぶさ13号」の2本の接続を受けて出発するのだが、
2両編成の列車に乗り込んだのは全部で40人ほど。

鉄道で青森駅へ向かう人はかなり少数派のようだ。

新青森から青森まではわずか5分ほど

たった5分の車窓ではあったが、民家を押し潰さんばかりに降り積もった雪に、
思わず圧倒されてしまった。

あっという間に終点の青森駅に到着。

みんなここで写真撮ってたので、私も1枚。

津軽海峡冬景色に唄われるような、北へ帰る人の群れはなく、
青森ベイブリッジ陸奥湾の海が青空によく映えていた。

12時53分、青森駅に到着!

上野発の夜行列車で一晩かけて来ていた時代から、
今じゃ大宮から3時間掛からずに来るんだから時代は変わったなー。

「あおもり駅」のひらがな駅舎も既に取り壊されており、改装工事中。

時代の流れにしみじみしつつ、変わりゆく青森駅前の風景を眺めた。

さて、青森に来て最初に食べたいものと言えば、私はやはり「のっけ丼」を推したい。

「のっけ丼」を提供しているのは「青森魚菜センター」だ。

青森魚菜センターの地図がこちら。

JR青森駅からは徒歩5分ほどの場所にある。

中に入ると、入ってすぐにチケット販売所がある。

のっけ丼を食べる場合、ここのチケット発売所で
5枚券750円か、10枚券1,500円のいずれかのチケットを購入し、
市場内のお店を巡って、自分の好きなネタを乗せていく。

これが「のっけ丼」のシステムだ。

ちなみに市場内の見学だけならもちろん無料
まずはチケットを買う前に、
どんなネタがあるのか、市場の中を物色してみよう。

市場の中は3レーンあって、半分ぐらいのお店が「のっけ丼」に協賛している。

コロナ禍前より、少しお店の数は減ってしまったが、
それでもこの日は3連休初日ということもあり、思った以上に多くの観光客で賑わっていた。

青森魚菜センターの好きなところは、過度な客引きがなくて、
じっくりのんびりとネタ選びが楽しめるところ。

今はご時世的なものもあるかもしれないけど、
函館朝市や釧路和商市場と比べると、その歩きやすさは比較にならない。

結果として自分が本当に食べたいものだけを厳選しやすくなるし、
そうなればお店側もより良いネタを出そうとするから、
結果的にいい循環になっていると思うんだよね。

店舗によって、扱っているネタの種類は違うけど、
種類が多いお店だと、ざっと20種類ぐらいの品目が並んでる。

もう種類が多すぎて、目移りしちゃう!

「1枚」や「2枚」と書かれているのは、必要なチケットの枚数だ。

つまり、手前の青森産ウニは1皿で2枚のチケットが必要ということ。

こちらのお店はマグロが充実しているようだ。しかも青森産。

お、カニ汁もあるじゃないか!

そう、「のっけ丼」のチケットは生魚だけではなく、
味噌汁惣菜もチケットと交換できるのだ。

ざっと市場内を一周して、乗せるネタが決まったら、
いよいよ受付でチケットを購入

朝からあまり食べてなくて腹が減ったので、当然10枚券(1,500円)を購入だ。

まずは惣菜店に行って、器にご飯を盛ってもらい、これでチケット1枚消費

残り9枚で、先ほど物色したお店をぐるぐると回り、
欲しかったネタだけを順番に乗せていく。

丼ぶりが徐々に豪華になっていく様子を見ながら、
自分だけのオリジナル海鮮丼を作っていく作業は、やたらと楽しい

器を埋め尽くさんとする豪華なオリジナル海鮮丼が完成!

盛ったのは大間産のまぐろや、生サーモン大エビホタテアジタコカレイなど。

最初に地味な魚から乗せていき、最後に見栄えのするエビやサーモンを乗せると
なかなかいい見た目に仕上がるはずだ(私は盛り付けセンスがないのでこれが限界)。

自分の大好きなネタしか乗せないのだから、味は当然極旨に決まってる。
いざ食べ始めると、二人とも無言であっという間に平らげてしまった。

市場内にあった「のっけ丼」のポスター

めっちゃ悲しそうな顔してるけど、ほんと青森っていうと、
一般的には「りんご」と「ねぶた」ぐらいしかないものね。。。

「青森=りんご」と答える人たちには、
りんごしか知らないなんて人生損してる!」と声を大にして言いたいけど、
まずはこの「のっけ丼」をNo.2の名物として、認知してもらいたいよね。

お腹がすっかり満たされたところで、次は駅前のA-Factoryへ向かうことにした。

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