5月2日。この旅4回目の朝です。
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朝食会場には8時半ごろいきました。
ズワイガニや海老などを自由に選んで食べる
海鮮丼の食べ放題もあり、
内容はかなり充実しています。
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今朝もあいにくの雨だったので、
お昼近くまで部屋でのんびりしていました。
今日は境水道を渡って再び島根県に入り
美保関方面へと向かってみることにしました。
まずは美保関コミュニティバスで
宇井渡船場ゆきに乗り込みます。
宇井渡船場でさらにコミュニティバスに乗り換え、
島根半島を先端近くまで向かいます。
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11時42分発のバスに乗車しました。
乗車料金は先払いで200円。乗客は自分ひとりでした。
このバスは意外と本数が多くて、
平日は1日14本、土日祝日でも10本走っています。
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境水道大橋を渡って再び島根県へ。ここから見ると境港が山陰一の人口密度というのが実感できます。
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境港駅から12分で終点の宇井渡船場に到着。すぐさま松江市内方面からやってきた美保関線のコミュニティバスに乗り換えです。
コミュニティバス同士の接続は非常によく、境港線(境港〜宇井渡船場)のコミュニティバスは行き帰りともに全便が美保関線(美保関ターミナル〜美保関)に接続しています。
2つのコミュニティバスの料金は別精算なので、ここで再び200円を払って乗車します。
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美保関へ向かうバスには女子旅と思われる2人組が乗車しており、乗客は3人。
先程渡ってきた境水道大橋の下をくぐって、島根半島の先端へと走ります。
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車窓は左に島根、右に鳥取の景色が続きます。時折、こうして川の上を走るような区間もあり、静かな入江に家が立ち並ぶ風景に心が癒やされます。
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境港市の先端にある灯台を過ぎると、日本海に出ます。
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12時10分、終点の美保関バス停に到着しました。先程のGoogleマップでは50分と表示されていますが、実際には乗継が良いので境港駅前から30分もかかりませんでした。
波の音はほとんどなく、船が時折揺れて軋む音にトンビとウグイスの声が響き渡る、とても静かな港町でした。
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青石畳通り。雨に濡れると石畳が青く見えることからその名が付けられたのだそう。かつてはこの街にある美保神社へ参拝するための門前町としてこの道が大いに賑わったとのことです。
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今でも当時の建物が随所に残っており、ノルタルジックな街並みが続きます。
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美保神社から仏谷寺までの250mほど、このような石畳の道が続きます。
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国指定有形文化財である、美保館本館の中を覗いてみました。
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青石畳通りと海沿いの道をつなぐ美保館の通路。
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ちょうど雨上がりの一番いいタイミングで散策できたのも良かったです。
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青石畳通りを抜けた場所にあるのが美保神社。
「えびす様」の総本宮で、
出雲大社と両方を参拝することで
良縁を結ぶのだそうです。
背後に鬱蒼とした森が控えており
とっても迫力のある神社です。
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お参りをした後、ぐるりと周りを一周しました。
山の中から聴こえてくるウグイスの澄んだ声が最高に心地よいです。
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参道から街の方を見下ろすとこんな感じ。
すぐ目の前に海があるのが分かります。
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青石畳通りではないですが、こういう何でもない路地も風情があります。
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目の前を堂々と横切っていく猫。
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この先、さらに2.5kmほど歩くと
島根半島の先端にある
美保関灯台に行けるようでしたが、
地図を見る限り道が平坦ではないので、
また次の宿題としました。
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バスの時間まで静かな港をゆっくり眺めていました。
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帰りも来た道と同じルートで境港へと戻りました。
コミュニティバスの乗り継ぎが
往復とも待ち時間0分は本当に素晴らしい。
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境港駅に戻ってきました。
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妖怪大集結。
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エロイムエッサイム懐かしい…。
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水木しげる先生の銅像もありました。
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目玉の親父もいっぱいいます(笑)
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軽い昼飯がてら、駅前から延びる
水木しげるロードを歩いてみました。
すなば珈琲発見!
鳥取が日本で唯一スタバがない県だった時代に
「スタバはないけどスナバ(砂丘)はある」という
キャッチフレーズで一躍有名になったお店です。
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宿に戻ってしまおうか迷ったのですが
意外と天気が持ち直しそうな気配なので
このままJR境線で足立美術館へ向かうことに。
ホームで迎えてくれたのはねこ娘列車でした。
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前の車両へ進むと、こちらはねずみ男列車。
シートにもねずみ男が描かれています。
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天井にもねずみ男がいっぱい(笑)
ちなみに境線では車内放送も鬼太郎、ねこ娘、目玉の親父が担当しています。
乗客の地元の高校生がメイン。
このアナウンスも全く意に介さない様子でした。
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